もうすぐで、長年勤めた仕事を辞める事となる。
苦節15年強。

年齢が露呈するのであまり口にすることを躊躇うが、なんともよくもまあ、そこまで同じ店で働いたものである。

長い月日が育んだ愛着と執念と義務感と惰性でやっていた、3つの年代を過ごした愛憎の店からおサラバとなった。

そう。そして、これはニートになるということだった。

正確には、またすぐに別の役名がつくわけなのだが、まだまだ先の話である。

ああ、なんてことだろう。

こんなの、自分の人生年表の中では保育園に行く前の、3歳以来じゃないか!

いつでも好きな時に起きて、好きな時に寝られるぞ!

そんなことが私の人生で訪れるなど、思ったことは1度もなかった。

友人のひとりが、長い間、家で余暇を過ごしていたが、彼女はこの暇を、眠気と犬と音楽と、たまに会う友人達で上手くやり過ごしていた。

わたし、私は…。

そんなことを思いながら、ベッドルームの窓辺に座り、無印で購入した「人をダメにするソファ」を背に、アイス片手に外を見ながら、このアメブロを書くことを決めた。

理由は魔法のiらんどが終わるからである。

いや、魔法のiらんどで書きたかったわけではないけど…
ただ、なんとなく、とても懐かしいのだ…

前略プロフィール、FC2、モバゲー…

暇でもないのに、友人と一緒に始めたあのネットワーク達は、それはそれは楽しかった。
その中でも、ブログを書くというのは、すこし特殊な行為で、バイトのこと、学校のこと、身体や精神に纏わるあれやそれのこと、当時の恋人のこと、好きなバンドのこと、ハマってるアニメの二次創作など、よくよく書いたものである。
往々、恥さらしであった。
しかし、大概みんながみんな、そんなものだった。

恥の度合いは、例えるなら、大人になった私にソレを朗読しろと言うなら、私は身分証を持ってアイフルに行き、限界額まで金を引き出し、アスファルトに膝を着いて、許しを乞う。

「これで足りないなら、プロミスに行くから!!!」

多重債務者になることも止むを得なしである。

しかし、思えば、残しておけば良かったのではないかと、消したアカウントに思いを馳せる気持ちもあるのだ。

今ならきっと、当時より随分と、とうのたった私と、別離して見れるかもしれない。
のに。
…と、付けておくのは、どうにしたって同一人物が歩んだ人生だからだ。
その時にならないと、気持ちなどわからないものである。

そんなこんなで、今日から書くことを決めた。
いつかまた思いを馳せるだろう、何十年後の私に向けてである。
決してそんな、ブログトップランカーになりたいだなんて、うぬぼれない…
私の人生は平凡なのだ

このブログを永劫に残すことは叶わないかもしれないが、出来たら残したい。
そんな気持ちで、せめて半年。
続けてみたいと思う。