劇団・浅草21世紀の巻

 3月に執り行われた東京時代お世話になった、真帆志ぶきさんの葬儀後、サスケと浅草で会い木馬亭という小屋で劇団「浅草21世紀」の芝居を見ました。「浅草21世紀」は木馬亭を定席としている劇団で、結成22年を数えます。

 今は閉館していますが、浅草松竹演芸場で芝居をしていた20歳の頃を思い出しました(当時、売れる前のツービートも出演していました)。若い役者さんの熱演に、当時の自分の姿が重なり懐かしくなったり、切なくなったりしながら最後まで観劇しました。

 舞台が終わって外に出ると、以前からフェイスブックでの友人だった役者の久保新二さんが待っていて下さり、サスケがリアルに紹介してくれました。

 

 久保さんは、「ポルノ映画の帝王」の異名を持っておられる役者さんでピンク映画に850本以上出演され、ピンクリボン賞主演男優賞及び、にっかつロマン大賞主演男優賞を受賞されているビッグな方です。とてもフレンドリーに、いろいろ話をして下さっているところに、さきほど舞台に出演されていた演歌歌手のMIKIYO(美聖)さんと寅さんのモノマネをされている車寅一郎さんが通りすがられたので、一緒に写真を撮って頂きました。

 その後、ビートたけしさんが紅白で歌った「浅草キッド」にでてくる「捕鯨船」という居酒屋に立ち寄り、鯨の煮込みとチューハイでサスケと乾杯しました。

 

浅草時代よく先輩に連れて行って貰った居酒屋で、当時は「一六酒場」という屋号でした。ここの大将は昔「青春コンビ」というコントをされており、昔の話が出来るかなと思っていましたが、不在でしたので名刺だけを置いて帰りました。

浅草時代の先輩で浪曲作家の「いちかわとしお」さんが執筆中の小説に、この頃の私も登場するそうで、仕上がるのが今から楽しみです。

 「浅草21世紀」が劇団員を募集していましたので、もう一度浅草で芝居をしたいと思い募集要項を見たら30歳までと書いてあったので残念ながら諦めました。

 本当にサスケのお陰で、じろりんネットワークが益々広がり、感謝感謝の一日となりました。