もう3週間前になりますが、第12回スーフィー. フェスティバルが無事に開催されました。


イスラエルなのにイスラム神秘主義. スーフィーの名前を冠したこのフェスティバルは、今の戦争のなかでその存在の意義がより深まったと思います。



イスラエル. スーフィー. オーケストラ

歌手の仲間たちと

 

私たちのアンサンブルが演奏した曲もオスマン古典音楽の手法で書かれた曲で、オーディエンスは深い瞑想へと誘われますが、これを作曲したハルエル. シャハル氏は、10/7以降、戦争のポストトラウマで精神のバランスを崩し、今はタイで治療を受けています。



私たちは彼の曲を演奏し続け、そして戦いが収まることを祈っています。



会場となったクファル. ノクディームは、死海と隣合わせの砂漠のど真ん中にあるオアシス。

砂漠に来ると魂が故郷に帰ってきたような感覚になります。

砂漠の道を下っていくと、死海。
海抜マイナス430m、地球で一番低い場所。
だから世界で一番、地球の核に近い場所。

オアシスであるクファル. ノクディームには砂漠とは思えないほど植物や草花が生えています。

リハーサルにやってきた虫ちゃん。
紫の羽根が神々しいほどに美しいです。