先月の3月24、25日はユダヤ教の祝日. プリムでした。今年はプリムの仮装グッズで、ユダヤ教の超正統派の男性がかぶる帽子を手に入れていて、ちょうどアンティークな感じの黒いコートも持っているし、これでプリムの日に超正統派ユダヤ教のど真ん中の地区であるメア. シェアリームを歩いてみたどうなるんだろう? ということで...



「ホントにやるのか?!」という声もありましたがw、プリムだし、うちから数百メートルの場所だし、やらない理由はないでしょう(笑)


 
ということで、メア. シェアリームでハレディーム(超正統派)の男性の格好をしてピンクのバッグを持つ...と、 いったいどうなってしまうのか?!w


ということで実際にやってみました!




こんな感じ!
日本人からは「メーテル!」と呼ばれ、イスラエル人からは「ラビ!」と呼ばれる(笑) 文化の違い🤣




さて、この格好で歩いてみるとおもしろいことに色々な反応が返ってきました。




気づいた人が「あっ!」となってもなるべく反応しない素振りをする(後から一緒に歩いてた人に「見た~?!😆」というリアクションをしてたらしいw)とか、




信号待ちをしていたら男の子がポカーンとした顔でこちらを見てきて、その様子に気づいたお父さんらしき方が「見ない見ない」と自分の体で隠す😅 (イヤリングもしてるし、「教育上よろしくない」w)、




とにかく男性陣はなるべく「反応しない素振り」をするのに対して女性たちはしばらく見てから「...いいね!!」とか😍、「めちゃめちゃいい!!写真一緒に撮って!!」(アメリカ系の女の子たち)とか💖、男女でこんなにも反応の差があるのかと、私も驚く結果となりました。




「一緒に写真撮って~!!」とすごく喜んでくれた超正統派の女の子😊
信号待ちの男子と目が合う(笑)

超正統派地区でこの姿は男性の格好なのです。
でもピンクのバッグを持っているからみんな「あれ?」と思う😆
右の男性の「白タイツ」にご注目。
これは仮装ではなくて、普段の通常通りの服装。
私のこの姿も、「超正統派の男性」の服装なのです。


特に女性からの反応が本当に良くて、オープンマインドで思いを全開で伝えてくれる人、めちゃ奥ゆかしい反応でw、いいと言ってくれている人、一生涯、全身黒の衣装で過ごし、いくつもの厳格な戒律の中で生きている人々の中の「生の声」が聴こえたような気がしました。



プリムの仮装は「普段の自分とは違う姿になって、現実をひっくり返してみる」という意味合いも込められています。そこにエネルギーが生まれて、危機をひっくり返せるほどのパワーが発揮される。私自身にも大きな気づきになりましたし、彼女たちにも何か「想定外な喜び」になっていたとしたらwうれしいな、と思います。




今回、この潜入レポwにご協力下さったあかねさんには本当に感謝です。あかねさんがいらっしゃらなかったら、彼らの細かい反応などには絶対に気づけませんでした🙏




後、私自身がこの格好がめちゃめちゃ好きだ、という気づきにもなりましたw 定期的にしたいくらいですw💖😆🤣💖

 

超正統派の男性の仮装をしてピザ屋に入ってみたらどうなるかな?を実際にやってみました!🤣💕💕



ピザ屋にて。普通にお会計(笑)



結構好きな一枚。
インターネットやスマホを使わない、という戒律を守る人々も多いメア. シェアリーム地区では、"通りのポスター"が重要な情報手段。
超フォトジェニックな写真が取れましたw


別の日に撮った写真。

私も知らなかったのですが、トーラー(律法)を学びたくて男装してイェシバー(男子のみのユダヤの宗教学校)に潜り込んだ"イェンテル"という女の子の物語が映画になっています。

パーティーに来ていた私の友人が"まるでイェンテルだ!!"とホメてくれてその後他の人たちにもこの姿が大ウケしてました(笑)

今年の仮装は思いの外めちゃ好評でびっくり!!ww😆💕💕



「普段と違う自分になって、世界をひっくり返すエネルギーを!!」

5784年、アダルの月のプリム🥳💖🥳💖🥳💖