すっかり夏の日差しのイスラエル。



今日は家からバスで10分ぐらい行ったところにある、ヤミン. モシェという美しい地区に木イチゴ摘みに行ってきました爆笑



日本でも輸入食材店などで"マルベリー"という名前で売られています。



日本で言うところの"桑の実"にあたります。



ただしこちらのマルベリーは白い色の実。

白いのですが、とっても甘くておいしいのです。



マルベリーの実。
こんな感じで、もう鈴なり!!


形はほとんど桑の実ですね。


赤いマルベリーもあります。


こうなるとますます桑の実っぽい。


エルサレムでは白いマルベリーの木をよく見かけます。


反対にシリアやレバノンでは赤いマルベリーの木の割合の方が高いそうなのです。


そう遠く離れていない地域間で、この違いはなんなのか?


土壌の違い?  
気温、気候の違い?


興味はつきません。


そして...




こーんなにたくさん! 採れました。
明日、土曜日の日没からユダヤ教では"シャブオート"という祝日の日になります。


小麦の収穫の時期に重なるお祝い。

実りに感謝する祝日でもあり、この日はチーズやクリーム、ミルク、バターなどの乳製品をふんだんに使った料理で祝祭をあげるのです。


私もレアチーズケーキを作るつもりで、このマルベリー達はケーキに添えるための、さながら美しい宝石、といったところでしょうか?


シャブオートに関連する題材で、非常に有名な絵画があります。


みなさん、なんだと思われますか?


それは、ミレーの「落ち穂拾い」です。



実は、この落ち穂拾いのテーマというのは、旧約聖書の「ルツ記」という書からインスピレーションを得られているのです。


そしてこの「ルツ記」が、シャブオートの祭りととても関係性が深いのです。


そのあたりのお話を次回また、改めて書きます。
どうぞお楽しみに🍒