"光の祭典"と呼ばれるユダヤの"ハヌカー"。
荒らされた神殿に残された僅かなオリーブ油が8日間、火をともし続けたという奇跡を祝う祭り、
昨日がハヌカー初日、そしてちょうど冬至にあたる日だった。
一年で一番、日が短い日にハヌカーの最初のロウソクがともされる。
なんだか光が新しく生まれ変わった瞬間のように思えて仕方がなかった。
今年は外用にオリーブオイルに火を灯す、オイルランプも手に入れてベランダに。
でもそれは決して"クリスマスツリー合戦"のようなものではなく^^;,
美しい光を外に見えるように、"神の御業を讃える"こと
こんなふうに、玄関先にハヌカーのオイルキャンドル。
そして油で揚げたパン、ハヌカーのお菓子 "スフガニヤ"
年々デコレーションが激しくなってきていてもはやデコレーション揚げパン状態(笑)
大迫力なんですけど(笑)
これをみんな箱買いしていく。
さしずめクリスマスのデコレーションケーキといったところ。
これが8日間続くから気をつけないと油、お砂糖まみれに^^;
今日はハヌカー2日目。
エルサレムのバスステーションのてっぺんにもハヌカーの燭台、"ハヌキヤ"が。2日目なので、2つの電球がともされている。
少しずつ増えていく光をみるのも心が躍る。
明日の12月24日はグレゴリオ暦のクリスマスイブ。
でイスラエルにはもう一つのクリスマスがある。それが正教会のクリスマス。
コマーシャライズされた24日のクリスマスイブよりも、ビザンティン聖歌が鳴り響く、静かで厳かな正教会のクリスマスの方が、私は好きだ。
こんな感じでエルサレム、ベツレヘムは祝い事がしばらく続く。
ノートルダム. エルサレムのクリスマスツリー。
ハヌカー. サメアハ(ハヌカーおめでとう)&メリー. クリスマス!