高1の16歳の時、隣の席だった高橋君からあるカセットテープを貸してもらった。「これいいよ」と突然手渡ししてくれて見ると中島みゆきの臨月のアルバム。それを帰宅してからラジカセで聴いたら一発ではまってしまった。あなたが海を見ているうちに♪・夜曲♪ 私が本当に求めてた曲ですごく感動した。それまでは友人から紹介された、さだまさし教で「親父の一番長い日」を聴いたりしてた。本屋で音楽本を調べて中島みゆきの写真を見るとこれまた想像通りの美人だし完璧に中島みゆき教になった(笑)そして17歳の時、出身の秋田県民会館1983年5月25日(水)で初めてのコンサート、中島みゆきの「蕗く季節に」に参戦した。「忘れな草をもう一度」から始まりアンコール曲が「ファイト」 感動のあまりお笑いのMCのシーンでも終始涙が止まらなかった。彼女のお陰で秋田での辛いことも苦しいことも乗り越えられた。上京してからね、オールナイトニッポンの追っかけしてね、日本放送からみゆきさんが帰る時に出口で「握手して下さい」と言ったら「はい」と言って握手してくれた。すごく細い手でびっくりした。そしてファンの一人が話しかけた事に「良かったね」と返答しててその声をかけてもらったファンが羨ましかった。あの時私が19歳、みゆきさんは32歳だったんだね。寂しい一人暮らしで辛い時にみゆきさんにファンレターを郵送したんだ。血の涙を流した聖母マリア像の写真をね。そしたら単なる偶然だと思うが「アヴェ・マリアでも呟きながら私 別人 変わってあげる」というフレーズの見返りの美人の曲が1986年9月21日にリリースされ流れていた。みゆきさんと握手できてから恐らくもう33年目になる。上京してから今までもみゆきさんのコンサートはほとんど行っている。私にとってはやっぱ女神。こちらこそ同じ時代に生まれてきてくれてありがとうです。