ツーリングで思うこととして、大型は現地までの移動が楽ですけど、小回りが効かないのでウロチョロ出来ない。原付二種はその逆ですね。

自分の性格からすると、原付二種の方が向いてる様な気もするのですが、ツーリングとなると毎回大型(MT-07)の方を利用してました。


しかし、せっかくスウィッシュを購入しましたので、ゴールデンウィークはこれで二泊三日の下道ツーリングに出かける事としました。


大まかなコースは、茨城県守谷市(自宅)〜群馬県南牧村〜長野県佐久穂町〜麦草峠〜長野県茅野市〜同伊那市(泊)〜岐阜県高山市〜長野県諏訪郡原村(泊)〜国道140号雁坂トンネル〜埼玉県秩父市〜自宅。3日間の走行距離は960kmとなりました。


まずは、このスクーターに乗っての感想ですが、運転してて殆ど疲れませんでした。サスペンションが良く効いてるのとエンジンの振動が非常に少ない(ほぼ無い)のがその理由です。エンジンのレスポンスはアドVの方が上でしたが、これはすぐに慣れました。


そして、ルートの方は原付二種の特性を活かすべく、あえて狭い道も選んでみました。


こちらは馬坂集落。家が見えてるところは長野県。バイクが停まっているところは群馬県。この辺りは行政が複雑なところです。昔は養蚕が盛んでした。車もほとんど通りません。地元の人以外は来ない所です。


ここは麦草峠。国道としては二番目に標高が高いところです。一番目は渋峠の2172m。

白樺の群生地。バイクが小さいのでこんなところも難なく入って行けます。大型だと躊躇しますよね。



途中の雨川ダム。ここにも入って行けます。


一泊目のホテル入り口。他にもライダーがいました。6台中原付二種が3台。スクーターは自分だけ。


ツーリング二日目。

ここは読書ダム。「よみかき」と読みます。木曽川中流部の取水ダム。ここから下流の読書発電所に水を送ります。



柿其(かきぞれ)水路橋。


読書発電所。ここは大正時代に出来ました。柿其水路橋とともに近代産業遺産に指定されてます。










三日目。
国道140号雁坂トンネル料金所。トンネルの長さは6625m!
このバイクの通行料金は70円。


トンネルを抜けての秩父の栃本集落。
この季節に毎年来るお気に入りの場所。のどかなんです。


帰り道で見つけた暴走族の落書き。青春を謳歌してます。事故だけは起こすなよ。



今回のツーリングでの走行距離は960kmで平均燃費は54km/lでした。ガソリン代としては3000数百円位ですのでとても経済的です。


それにしても原付二種で行く下道ツーリングは楽しいですね。燃費はいいし、服装も気にしなくていいし、取り回しも楽だし…。

ただ、大型は大型なりの良さもあるので当分は二台持ちかな〜と思います。