バンド | 雛。

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ヒナ オフィシャルブログ~

バンドって、音楽的な理想とか商業的な成功という目的をメンバーで共有するのが(趣味でやってる人は置いといて)理想だと思っていて、それは当たり前なことだとも思っています。

でも、メンバーで一緒に感動できたり何かを乗り越えたりして、くさいこと言ってしまえばいつかは来る解散の時に、複雑な感情のたくさんの部分を共有しておんなじ涙を流せるような、運命共同体みたいなバンドって良いなって思います。

自分で言っててちょっとキモいですけどそう思いますね。
そこは仕事とか会社とはまた別なところというか。

部活とか何かのプロジェクトとかにもそんな感動はあるのかも知れないし、情熱とか仲間っていう部分だと思いますけど。
そこの部分って追い求めたり必要とする部分じゃなくて、結果みたいなものなんですけどね。


昔、好きなアーティストでもあり大先輩だった方が「バンドとは部族みたいなものだ」と言いました。
一人の仲間が他の部族にやられたら全員でやりにいく、みたいな。
ちょっと特殊な発想に聞こえるかも知れないですけど、部族とかある集団が競争して生存するためには仲間意識とか絆みたいなものも合理的に働く場合があると思います。


無駄に家族的なものを求めてるんじゃなくて、いつかは解体するとしても同じ目的があって熱さを持った仲間意識のある集団って奇跡的だし、貴重だなと。


そう思う次第です。