家具の開発には家具金物の知識が必要です。といいますか不可欠です。
さらに新製品もチェックしなければなりません。
そしてこれが肝心なのですが、
類似した金物の数が多いためどのように動作するのかまでは
WEBではわからないということ。
金物メーカーのサイトでは動作を映した動画も載っているのですが
はっきり言って実際触れてみなければ分かりません。
ですがすべて自分で確認するのは無理な話です。
そこで
家具業界の仲間に「この金物使おうと思ってるんだけどどうですか?」
と聞くこともしばしばあります。
それだけ金物選びは大切なんですね。
高級家具でも金物の選び方次第でチープな印象を与えてしまうので
よくよく注意が必要だということです。
ですから私はショールームやモデルハウスにある家具は必ず金物をチェックするようにしています。
やりすぎは嫌われますのでほどほどにしてくださいね(^_^;)
写真のスライドしている天板にもレールが付いているんですけど見えないですよね、
でも耐荷重の低い底付レールを使っているわけではないんですよ。
50kg以上の重さにも耐えられ、さらに完全に手前に引き出せるレールを採用しています。
*レールを見せない細工を施しています(^-^)
上のフラップ式の扉の金物もスムーズに収納できて、ソウトに扉が閉まる金物を採用しています。
見た目だけでは分からないのが家具のグレード。
それを支えているのが家具金物ということを知ってください。(^-^)