家具の設計の依頼が来た時には
当然キッチンやカップボード、洗面化粧台などと
要望がはっきりしています。

あたりまえですね。

受け手側の準備として
キッチンはキッチンの勉強、洗面化粧台であれば水回りの家具の勉強を
することは当然として、何か別のデザインを見る機会を増やすことを
お勧めします。

というのは
どうしてもカテゴリーにハマった発想しか生まれないことから
脱出する為です。

例えばキッチンを例にとると、
設置する場所とのカラミがあったり収納力をどうするかという
機能という点からの発想になってしまい既製メーカーのカタログを
見ながら少々のカスタマイズという流れになってしまいます。

*つまりスタート時点で違ってしまっているということです。

要望を伝えてくるお客様も既製のショールームを見て来ますから
当然といえば当然なのです。

でも
デザインは本来自由なものですから
依頼されてから準備をする以前にデザインを沢山見て楽しむ習慣を身につけると
良いと思っています。

すると不思議なもので
楽しいと思ったことは潜在意識に刷り込まれますから、
普段の設計業務の中でもヒョンと浮かぶようになってきます。

そうなってくるとますます設計が楽しくなってきます。

依頼されたままという受身ではなく、プラスの提案型という一歩踏み込んだ
設計をしてみてはいかがでしょうか(^-^)



最新キッチン施工例






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