久しぶりに更新します 2023年6月15日
ヤフオクで送料の方が高いレベルのカビジャンクレンズを落札してみた。
シグマ70-300ミリf4-5.6APO付ズームレンズは恐らく最終モデルかと?
APO無しは以前から所有していましたがAPOと画質を比べてみたくなり気が付けば落札。
他にDLと命名されているズームも持っていますが、マクロモードがあり何故か300ミリの焦点距離だけに対応されてあり不思議に思っていました。
DLはマクロ切り替えレバースイッチ内部の金属パーツを取り払えれば全域マクロ対応できるのですが、今回の最終型のAPO(非APOも)は勝手が違った。
このレンズですがマクロモードは200-300mmの焦点距離のみで動作します。
切り替えレバー部をノーマル側にしていると全域最短1.5mまで寄れますが、マクロモードにすると0.95mまで寄れて300ミリ時は1:2までマクロ撮影ができるようです。
先ずレンズは物凄いカビがズーム部中玉に有ったので分解清掃、問題は前玉なのですがここは肝心のAPOレンズ( 特殊低分散ガラス )ですがナント!1番・2番レンズがジャンカー泣かせの「嵌め殺し」です。内部の端っこに糸カビが気持ちよさそうに主張していました。退治するには外科手術が必要なのですが、使うのはAPS-CのK-70で問題なさそうなのでリスク回避する事にします。フルサイズ機をゲットしたらまた考えます。
さて、いったん元通りにしてテスト撮影しましたが、充分満足できる写りにはなったのですが、DLの改造を思い出しチャレンジしてみました。事前にネット等で探してみましたが、情報は見つける事が出来ず、手探りで検証しながら進めていきます。
手始めの分解清掃・改造等の作業ですが、使用ビスの場所、タイプ、サイズ等メモやデジカメ等で撮影しながら進めましょう。忘れたときの備忘録は最強なので。
私の場合はコンデジとプロユース工具、無水エタノール、は必須と思います。
細かいパーツやビス類は百均のマス目の多い小物入れなどを流用して一緒にメモ書きも入れ完璧に準備します。
先ずマウント側から分解していきます。特に難しい箇所は無いですが、慎重にデジカメ撮影しながら行くと安心です。(1工程ずつ撮影しましょう)※フレキシブルケーブルは断線しやすいので慎重に扱います。
このレベルまで外し赤丸の4本ある樹脂用ビスを外すとレンズユニットがゴッソリ前方へ抜く事が出来ます。嵌める事も考慮し位置は最後に消せるペンなどでマーキングしておきます。
レンズユニットです。
こちらは清掃済みなのでこのまま放置です。
さて問題部分ですが、ズームリング部分を外してやらないと辿り着けません
外し方は下記の通りです。
画像の様にストッパービスを外し、ズームリンクレバー部を反時計回りさせて矢印の切り欠き部分まで移動させてると手前に引き抜けます。
問題個所は裏側(内側)にありますが、樹脂ビスを外して金属パーツを一旦外します。
この小さな金属パーツの赤丸部分を切除します。
後は順番に組みなおして終了です。
上記画像の通り今まで無改造であれば70ミリでは1.5mでリミットが効いていたのが
最短0.95mまで寄れるようになりました。実際AFも問題なくマクロ領域でも動作しますし、このレンズ70ミリ端では開放でもいい写りします。
この改造ですがパーツを切断していますので、場合により商品価値は落ちますが便利性は上がると思います。300-200mmでしか0.95m目迄しか寄れなかったのが300-70mmまでズーム全域で0.95mまで寄れるという改造になり、お得です。
実際には70ミリ端では実測0.88mまで寄れます(ペンタックスK-70で)
他注意点:
・外す前にどの部分が嚙み合っているのかを確認或いは撮影する。
・ズーム及び焦点距離センサー部分の導通用板バネは事前に外す。(ズーム部はグ リップラバー内側に有り)
・最後のマウント取り付けは絞りが連動することを確認し、カムで連動もしているので慎重に取り付け確認する。
・センサー部分の金メッキ導通ラインはグリスで汚れ易いので組み立て前に油分を綺麗に除去する。
・樹脂用タッピングビスが多く使われていますので締め付けトルクに注意する。簡単にダメになりやすい。特にセンサー板バネ部は注意
・ビスのサイズが微妙に違うものがあり注意する
・絞りリングのクリック感をだすスチールボールの紛失注意、およびAポジション部分固定用の板バネの存在にも注意、絞りリングは板バネを押さえながら嵌めこむ事
追記:前玉外し方:
前玉は薄いリングでねじ込まれています
エタノールやヒートガンで温めると外しやすいです。
嵌め殺しの前玉ユニットは特殊工具を使っているようですが、自分はちょうど合いそうな径のドレッシングペットボトルを三つ又に削り改造工具作りました。ピッタリはまれば結構楽に外せます。(反時計回り)
最後に改造は商品価値を場合により落としますし失敗のリスクも伴います。
”自己責任”でお願いいたします。
また、不明な点はお答えいたしますのでコメントメッセージでお願いいたします。
以上













