さて | Death was the ancient Beast

Death was the ancient Beast

ギター弾き。央のゆびきたす

どちらにしろ書くつもりだったけど・・・(´・ー・`)


FenderにBigsbyはなぜなんまんだぶなのか???


遡る事、えーと・・・もう60年以上になるのかな。


当時レオ・フェンダーさんはギターではなく
ラジオ店を営んでおりました。


その修理とか製作をしてるうちにギター製作も
するようになったのですが・・・


まず最初に1948年、Esquireというギターを発表。


エスクワイアとは、簡単にいうとテレキャスターのフロントPUがない。
といえばわかるでしょうか?リアにしかPUがついてません。


で、このあとグレッチ社からクレームが入ることになる
テレキャスターの原型「ブロードキャスター」が発表されるのですが・・・


さて、少し遡りまして・・・エスクワイア発表の前年1947年。


レオ・フェンダーさんは、マールトラヴィスというギタリストとコンタクトを取り
彼のビグスビー製ギターを拝借しました。


で、その後エスクワイアが発表されるのですが・・・


そのビグスビー製のギターは、今現在の
ストラトやテレキャスターなどにみられる
片側六連ペグ、シングルカッタウェイだったのです。


ちなみにそのギターは、今でいうラージヘッドタイプであり
ボディーは今でいうレスポールシェイプ。
そしてリアのみにPUがついています。


ここまで書けば何となくわかってきたでしょうか??


レオ・フェンダーはこのビグスビーギターの仕様を元に
エスクワイアを作った、というのが定説です。

当の本人は完全に否定しており、今となっては
故人なので聞けませんが・・・


ビグスビーさんは、完全にパクられたと思い込み
フェンダーの話を始めると1~2分で怒り始めていたという事で・・・


ここにフェンダーとビグスビーの確執があるわけです(´・ω・`)/



つまり、フェンダー製のギターにビグスビー製のパーツをつけると



ビグスビーさんにのろわれる!!という何とも言えない噂でございます。