前回の構成音を理論的に。 | Death was the ancient Beast

Death was the ancient Beast

ギター弾き。央のゆびきたす

http://ameblo.jp/dwtab/entry-10199551059.html (前回の運指)


前回の運指についてコンビネーションディミニッシュ(コンディミ)が使えると書きました。
覚書としても、参考にもということで説明書きます。


下記が各コードで使っている音階で、トップノートから今度は逆に降りていきます。


[R,m3,P5,m7,R,m3,P5,m7,m3(トップノート)]


※R=ルート m3=短3度 P5=完全5度 m7=短7度


トップノート短3度から2オクターブ下の同音で終わり、次のコードへ進んでいます。
この時、Dm7の3度がそのまま次のFm7のトニックになります。


Dm7のP5がFm7にメジャー3rdの響きを加え
Fm7の3rdがDの#11になり、この連帯がオルタードスケール(オルタード)や
コンディミのスケール感を持ち(今回の場合はコンディミ)、所謂ジャズフィーリングに繋がっています。


D音をトニックとし、Fm7の4和音を足すと以下の音階になります。


[R,♭9,#9,#11,P5,m7]


トニックをかえず、更にA♭m7の4和音を足すと以下の音階になります。


[R,♭9,#9,♭11,#11,P5,13,m7]


ちなみにオルタードやコンディミのスケールはこんな感じです。


オルタード=R,♭9,#9,♭11,#11♭13,m7

コンディミ=R,♭9,#9,♭11,#11,P5,13,m7


そういうわけで、聴いた感じマイナートライアド+m7の4和音スウィープですが
実はコンディミをバラして弾いていた、という事になります。


・・・と紐解いてみたけど、いきなり難解すぎますね。。。(;´・д・`)