最初に謝っておきます。
興味ない人はめちゃくちゃつまらないし長いだけのブログですm(__)m
好きな人にはもっと好きになってもらお~という魂胆があったりします(笑)
FJは基本的に本家のコピーモデルを生産してます。
楽器屋にいくと楽器の名前に「TL52-95」とか「ST72-66US」やらなんやら見かけた事もあると思います。
TLはテレキャスの事で、STはストラト。英数のあとに続く数字はそのタイプの楽器の年代を表しています。
ハイフンのあとの数字はグレードというか値段を意味しています。おおよそx100円です。
つまりテレキャスターの52年製を元にしたギター、ストラトキャスターの72年製を元にしたギターってことに。
昨夜弾いた66年っていうのはST66-TX。ようするに66年製のストラトを元に。
ちなみにTXはテキサススペシャルというPUが乗ってますよって意味です。USはアメリカンヴィンテージ。
ちなみに持っているジャパンはST68-85TXで、前述したのとは2年違います。
2年違うだけで何か違いがあるのかといえばあります。 ぱっと見分ける方法としてまずデカールがあります。
デカールってのはヘッドに貼り付いてるブランドロゴのことで、66年はトラジションロゴというもの。
68年は俗にいうCBSロゴというものでフェンダー史上一番でかくて目立つロゴになってます。
71年までCBSロゴで、ブランド名の下に「シンクロナイズド~」と英語表記されてます。
72年からは下の表記がなくなり、いわゆるブレッドヘッドと呼ばれるヘッドストックにモデルチェンジします。
ボディーとネックを繋ぐプレートが4点止めから3点止めに。
60年代から70年代初期はアルダーと呼ばれる木材でボディーを作られていましたが
徐々にアッシュ材とアルダー材が混在し始め、70年後半からはアッシュのみとなって行きます。
ちなみに71年というのは、70年代を象徴するブレッドヘッドと 60年代後半を象徴する「シンクロ~」ロゴ
プレートも4点止め、ワンピースネックという非常にレアなものが存在します。まだ見た事ないけど。。。
央の持ってるUSAはどちらもブレッドヘッドタイプです。ブログのトップに飾ってる画像がそうです。
これもCBSロゴってやつなんですが、72~81年ほどの間はブログの画像のようなロゴです。
しかし70年代前半後半で、また微妙にロゴの違いが数点あります。
見難くてすみませんが..画像のフェンダーで説明すると上が74年、下が77年のモノ。
1つ目は「Fender」の下にある表記。74年はpatxxx..(数字) 77年はそれとは違うシリアルナンバーが載ってます。
2つ目は「STRATOCASTER」の下に74年は未表記、77年は「MADE IN USA」の小さい表記。
ここで前半か後半のかが見分けられます。シリアルでも見分けられますが(^-^;)
3つ目は「STRATOCASTER」ロゴの右に「original contour body」と書かれているか否かです。
74年のは、汚れと一緒に見えてしまうかもですが書かれており、77年はまっさらです。
あと蛇足として、ヘッドの大きさが微妙に違います。後半のが若干大きい。
ちなみにネックプレートにもシリアルナンバーはかかれてます。 この違いは75年を隔てて変わっていくようです。
業界では75年製以前のフェンダーは評価が高く、76年~81年は酷評が定説で実際75年を軸に
出回る値段も大きく差が付いてます。なぜ75年かというと、前述したCBSという会社グループなるものが
更なるコスト削減に伴い、楽器のクオリティが落とされていったのがその時期だという事からです。
確かに手持ちの77年は荒い気がする。ネックの仕込みとかボディーの杢の継ぎ接ぎのむっちゃ適当さとか重いとか。。
でも好みとかもあるだろうしね。
前のブログにも書いた気がしますが、70年後半だからといって全部が悪いものでもないです。
ちなみに上に上げた細かい違いは76年あたりから見受けられます。
はー長々と書いてしまった。これでもまだ一部だったりするのですが。。。どんだけだよと。
じゃあ今度楽器屋行ったら調べてみてくださいな(´・∀・`)ノ
そしてもっとギターを好きになってくださいなヽ(´・∀・`)
これが央がよく『楽器屋になれば?』といわれる理由です。。。