12月8日 AM 8:30
目覚めた瞬間、ブルーに陥る。
初の海外に1分1秒でも多く経験を刻みたかった。睡魔の誘惑は計り知れない。1番の敗因は、ホテルの部屋が禁煙な事。クラブは、夜までに考えよう。

AM 9:00
その頃にはホテルの足元に広がるビーチに向かっていた。ホテルのロビーを抜けテラスに出る、今日も暑いな。外に設置されたソファに座る露出の多い女子に目を保養されつつビーチに続く木々に囲まれた細い道を歩く。その小さなジャングルを抜けると、そこにはオアシス。白い砂浜、青い海、突き刺さる日差し、パラソル、ビキニ。はるばる来たぜ常夏ビーチ。ベスト1に綺麗だった。解放感に満ち溢れたそこでは肩が1㎝下がり、首が2㎝伸びる。背の低いパラソルに隠れているビーチチェアに荷物を置いて走りだそうとした時、サングラスをし全身に太い筋肉を装備した男が近寄って来た。一目で何者なのかはわかる。ここを管理するスタッフだ。パラソルと浮き輪とシュノーケルと海に浮くボート、1日使いたい放題で20ドル。買った。フィルと名乗るその男は何かのチャンピオンでハイタッチが好きで、イカつい風貌とは似合わない高い声の持ち主だった。彼に油性マジックで野球ボールのようなサインを描かれ
あっちで見せれば借りられる
と小さな小屋を指差し教えてくれた後、彼はハイタッチをして去って行った。そして待ちに待ったGOサインが出た。クールに歩いて海まで行くなんて出来ない、Tシャツを脱いで走った。右足が海の中に入った次の瞬間、転んだ。波のせいなのか、わざとなのか分からないが海面入ってすぐに浅い窪みがあり、予想外の地形にスピードに乗った体はあっけなくそれに捕まった。浅い上に貝殻が敷き詰められたそこは海パンいっちょの防御力では適わない。ケガは無かったものの本当に痛かったし恥ずかしかった。泳いだり浮いたりを堪能した後、シュノーケルを借りに行った。プラスチック越しに見る透き通った水の中は、魚達が自由に動き周っていて、海底を照らす太陽の光が波で揺れていた。贅沢な時間だと思う。これだけで来て良かったとも思う。しばらくグアムの海に身を任せて浮いていると、あるものを発見した。ナマコのような黒いジェリービーンズの特大版のような生物。恐る恐るハンティングし海上に持ち上げる。何とも言えない手触りに震えた。固くはないが柔らかくもない滑りのある物体。(特に調べる事も無く、未だに謎)ただテンションは上がりました。

PM 1:00
ビーチから帰ってシャワーを浴びて、すでに日焼けしている事に気付いた後、ちゃちゃっと着替えて昼飯に出掛けた。今日の昼飯は昨日の時点で決めてあったので迷う事無く歩いた。店に入り、辺りを見回す。
あんまり日本と変わらないな
と思う。注文する為、短い列に並んだ。実はマックに来ています。日本のと食べ比べしたくて昨日発見した時に明日の昼飯はここだなと決めた。ほとんど変わらない店内、メニュー、コスチューム。BLTセットを頼んでセルフでドリンクを入れ適当な席に腰を降ろした。さぁ勝負だ。ハンバーガーのサイズはやっぱりワイルドなグアムに一本、味も個人的にはグアムに一本、ポテトは味が薄くて日本に一本、価格はグアムに一本。参りましたー。食後は外のベンチでシガレットタイムを満喫し
でも日本にはモスバーガーがあるから
とマックを後にした。

今日の午後は自分へのご褒美を買う事に専念しよう。まず服屋、グアムにも色々ショップがありキックスはナイキやコンバースやバンズなど。Tシャツはアイラブグアムから始まりデザインが格好いいのが多かった。次に時計。オメガやロレックスには目もくれずルミノックスに向かった。散々迷って購入。店員さん日本語まったく話せなくて困ったな。あとTシャツもゲットしてお土産も大体は目星を付けた。

PM 4:00
さてさて。この旅行の一番の目的「スカイダイビング」
日本にいるとき、予約をしようとパソコンに電源を入れたが予約でいっぱいだった。
現地ならと微かな希望を光らせた結果、ダメー残念。
明日やる事なくなってしまった最悪スキューバかなぁ
と思いながら夕食を食べる店を探し歩いていると「洞窟でブルーダイアモンド見ないか?」と、謎の男が話掛けてきた。その言葉に立ち止まると男は、攻め時と言わんばかりに手に持ったファイルを広げ、あれやこれや説明を始めてきた。名前はアキラ、日本語は得意、写真もいっぱい撮るよ、芸能人も遊んでる、とか色々。決定です。少し胡散臭いけど救世主アキラによって明日のスケジュールは救われた。

PM 7:30
とある建物の3階にある飲食店のベランダに設置されたテーブルに座りバドワイザーとスペアリブに夢中になりながら手摺り越しに外下を見ると、そこにはたくさんの観光客が楽しそうに街を徘徊している。若い人も多い。ここには忙しそうにしている人もいないし、みんなポジティブに動く。店員は別で。今晩も満腹になったし遊びに行こうと店を出た。

PM 9:40
ホテルのベッドに座っていた。クラブは休み。パブもストリップもあるけど臆病者には開拓していく勇気が無い。性欲が国を越えられなかった。シャワーを浴びた後、カメラとシガレットだけを持って昼間行ったビーチに向かった。月が下から照らされ笑っているようだった。それからは海風に震えるまで愛煙した。

グアムの楽しみ方をちゃんと調べて行けばもっと満喫できたかもしれないな、と思う。

では。


2010年 12月7日 AM 5:30
4時間睡眠の割に目覚めは悪くなかった。
でも、寝坊してます。
昨晩のシュミレーションは完全にムダになってしまった。
忙しない朝になったが
前日に準備していた旅行カバンを車のトランクに積み込み
いざ、グアム!!

AM 8:30
成田国際空港の第2ターミナルに着いた。すごいっすよ、成田国際空港。日本国の玄関は綺麗ですね!CA=知的+あの制服=絶対。この方程式が崩れるときは人間が自由に空を飛べる時代まで無いね。きっと
とりあえず手続きやマネーチェンジを済ませて税関へ。1カートン2800円の愛煙するタバコに飛びつきペンフィールドのカバンに忍ばせた。あとは、搭乗時間まで空港内を散策した。

AM 11:05
搭乗。
離陸を待つ間、久しぶりに興奮した。
まるで、スタート前の絶叫マシンに乗っている気分だった。
そして
飛行機が静かに動き出し滑走路へと動き始める。
シートベルトを着用し
じっとその時を待つ
飛行機の動きが止まる
離陸体制に入り
飛び立つ方角を睨みつけた
一気に加速
機体が揺れ、窓から見える景色が物凄いスピードで流れる
日本に別れを言う暇もない。
自分の人生で
前例がないほどの圧力で
空気を突き破る感覚で
重力への挑戦で
空からの威嚇で
つまり
前Gすげぇぇええ!!
こんなにGを感じたのは初めてだった、次の瞬間
機体が浮いたなんとも言えない浮遊感に感動した。
機体は見る見るうちに地上から離れいき、雲をかき分けて日本をあとにした。

PM 3:15
3時間くらい(時差1時間)のフライトを終え、入国審査を受ける。言ってしまえば空港スタッフの態度は雑。そして流れ作業をこなすかのように不機嫌そうな顔している。ウェルカムな様子はゼロに等しい
どこの国の入り口もそうなのかもしれないし、ここだけがそうなのかもしれない。1つだけわかったのは、ここが日本じゃないんだなって事。はっきり言ってテンション上がります
預けた旅行カバンを取り空港の外に出る。暑い。太陽が近いところで燃えているような。
少し遠くに見える海が
ここは常夏なんだ
と言っている。
周りにいる日本人を足したとしても、ここはグアムです。

PM 4:00
今日から4日間お世話になるホテルにチェックインをする。
ルームナンバー1717
アリコに繋がりそうな部屋の扉にカードキーを差し込みドアノブを押した。茶色と白で統一された内装、意味不明な絵画とオブジェ、そしてオーシャンビュー。想像通り綺麗。ベランダから見下ろすと観光客で賑わうプラザ、荷物整理は後回しにして現金とカメラとシガレットだけ携え街に飛び出した。

PM 7:30
一通り散策を終え、とあるピザ屋に腰を下ろしていた。ヴィトンシャネルグッチエルメスコーチボッテガベネタフォリフォリラルフ・・・ツカレタ。
いくら円高でも高い物は高い。あと一歩で日本語が通じない店員におすすめのピザとバドワイザーを頼んだ後に思った。ブランドの力は凄まじいです。
店員が料理を運んで来るとテーブルの上がテーマパークに変わった。1日の疲れを取るならやはりビールだね。満腹になるまで堪能してチェックしてもらい会計を済ませば至福の時間も終わりなのだがここで、とある文化を思い出す。「チップ」さて、良い時間をくれた店に少し感謝の気持ちをあげたいのだけどチップはテーブルでいいのかな?それとも会計の後かな?店員に日本語は通じない、なにより忙しそうで話掛けづらい。困った、どこかにヒントが隠されていればいいんだが。
んー
サービス10%?
レシートに表記された文字。
OK理解したよ元々取っているんだね。スマートに渡したかったけど諦めるよ。でもまた来よう、そう思って店を出た。

PM 9:00
ABCストア(コンビニみたいな店)でミネラルウォーターを買い一旦ホテルに戻った。グアム最大だとキャッチの人が教えてくれたクラブ グローブは10時に開場するらしい。んー行くか行かないか、海外だしなー、ビビるなー。とりあえず時間がまだあったのでシャワーを浴びた。髪の濡れたままベッドに寝そべると一気に睡魔に襲われた。あがきもがいて抵抗するも虚しく敗退しグアム初日は終わった。

今になって考えると無理無理にでもあの日に行かなくちゃいけなかったなーと思う。

では。