第六話:王の宮殿、王の庭園 1/3 -景福宮編- | ディングロマットDwinguler Mat _ http://dwinguler.jp

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Dwingulerが伝える韓国の話
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-企画:ソウル観光公社/文:イ・ヨン/写真:キム・ジュウォン/イラスト:2da

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現在、ソウルに残っている朝鮮時代の宮殿は、景福宮(キョンボックン)、徳寿宮(トクスグン)、昌徳宮(チャンドックン)、昌慶宮(チャンギョングン)、慶熙宮(キョンヒグン)の五大宮です。すべて、ソウル市内に位置して、アクセスも便利。この中から、今回は、ヨレと一緒に景福宮、徳寿宮、昌徳宮をご紹介します。朝鮮の宮殿の規模は、そんなに大きくないですが、小さい彫刻の像を一つとっても様々な意味と知恵が詰まっています。韓国には、‘知れば見えてくるものがあり、見れば感じるものがある’という表現がありますが、今回のヨレのソウル観光を通して、韓国伝統建築文化の神髄と言える朝鮮時代の宮殿に詰まった意味を知ってから訪れると、さらに理解も深まるはず。空気の澄んだのどかな秋、紅葉に染まる古宮へ出かけませんか!
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屋根の上で出会う西遊記、雑像(チャブサン)
韓国の伝統建築では、様々な意味を持つ彫刻を目にすることができます。彫刻の一つ、雑像(チャブサン)とは、屋根の四方の隅に一列に立ち並んでいるもの。朝鮮時代の朝廷では、瓦を作る職人とは別に雑像だけを作る職人を置き、出来栄えが悪ければ、重罪を科すほど気を遣っていたそうです。

雑像は、宮中に鬼や悪い気運が入ってこないようにする役割をしていました。一番前から、大唐師父、孫行者、猪八戒、獅畵像、二鬼朴、二口龍、馬畵像、三殺菩薩、穿山甲、羅土頭を配置。建物の権威が高ければ高いほど、この数が増えます。この中で、大唐師父、孫行者、猪八戒、獅畵像は、中国の西遊記に登場するお馴染みの人物。大唐師父は三蔵法師、孫行者は孫悟空、猪八戒はそのまま猪八戒、獅畵像は沙悟浄を意味します。
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景福宮追加情報
朝鮮建国と同時に建てられた最初の宮殿である法宮(王が住む宮殿)。開国3年ぶりの1395年完工し、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で全焼する時まで朝鮮最高の宮殿でした。 壬辰倭乱後、放置されていたところを興宣大院君(フンソンデウォングン)が復元。しかし、日本統治時代、勤政殿(クンジョンジョン)の前の朝鮮総督府が建てられるなど、再び取り壊されました。1995年 朝鮮総督府の建物を撤去し、2007年には乾清宮(コンチョングン)を復元し、現在は、2010年完工を目指し光化門(クァンファムン)を本来の場所に移すための工事が進められています。

毎日10:00から15:00まで毎時間定刻に景福宮の興礼門(フンネムン)前広場で 守門将交代儀式が行われています。また、景福宮の敷地内には、国立故宮博物館、国立民俗博物館も。短い時間で、韓国の様々な文化を学べます。

≪基本情報≫
・観覧時間:3~10月 - 9:00~18:00(17:00まで入場)/11~2月 - 9:00~17:00(16:00まで入場)
・休館日:火曜日
・入場料:大人3,000ウォン、小中高生(7~18才)1,500ウォン
・アクセス:地下鉄3号線景福宮(キョンボックン)駅5番出口徒歩5分/地下鉄5号線光化門(クァンファムン)駅2番出口徒歩10分
・日本語案内:興禮門内、景福宮案内室前 10:00/12:30/14:30 (1時間~1時間半所要)