前からあったものの、最近キャラ弁の本増えましたね。


ハンバーグの上にチーズを顔型にかたどって。


目や眉をのりで作成。周りには、人参のグラッセを型で抜いた


花を散らせ、栄養バランスを考えて茹でたアスパラやブロッコリーで


緑を。薄く焼いた卵の上にハムを乗せてくるくると巻いてその断面


を切って縦において黄色を。それらをカラフルなシリコンのおかず


入れに入れて配置すれば、まるで花が開いたように艶やかで。


ご飯部分は、おにぎりでつくったうさちゃんやパンダさん。


もう!見てるだけで夢の世界!


道具も楽しい!国旗や様々な動物のピックや、ピンセット、型抜き、


おにぎりの押し出し型。オタクの創作意欲をそそるなあ!


そうして買った道具達を見て思いました。


あれっ?これ一体どうすんだ?…と


…………………………………。


作るか…自分に…。


身近に小さい子も居ないのに思わず勢いで買ってしまった。


そんな現実に、はたと気がつきつつ


今日もブログを始めます。





《目次》


1. 「アルルとシェゾの賭けバトル!」

  (シェゾの誕生日プロット少々シェアルです。

   苦手な方は注意して下さい)




























1.「アルルとシェゾの賭けバトル!」




ア「ねえ、シェゾ!ボク最近疑問に思っているんだけどさ」


シ「奇遇だな。俺も今何故お前が俺んちの洞窟で雑誌読みながら


  俺のお気に入りのクッション奪って俺にジュース淹れさせて、


  寝転んでくつろいでんのか疑問に思っているところだ」


(横になるアルル。引きつりつつ。お盆にジュース乗せて


 持ってくるシェゾ)


ア「最近戦いに勝つと服はだける系のゲームとか、男性俳優の


  裸シーン多くなったよね」


「華麗にスルー!」


ア「ボク、思うんだけど…」


(上目づかいでジッと見るアルル)


シ「キミもそろそろやるべきじゃない?」


「何を?」


ア「ほら、そろそろキミの誕生日じゃない?やっぱりお祝い何が良いかな

  ってボク…キミの為に色々考えたんだけど…」


ア「シェゾファンにキミの脱衣サービスするのが良いんじゃないかと

  (人気確保の為に)」


「どこが俺の為じゃー!!お前らが俺を祝えや!!むかっ


シ「ちっ!お前何か勘違いしてるんじゃないか?この闇の大魔導師様を


  前にして!何だその態度は?もっと敬え!尊敬しろ!この大魔導師様の


  知識に敬意の念を抱いてシェゾ様と呼んでも構わんぞ!」


ア「ぷっ!年寄りの物言い痛ぁ~い!」


シ「むかっ


ア「まあまあ、兎に角、いつも何もない戦闘じゃつまらないじゃない。


  今回はボクが勝ったらキミが脱ぐってことで」


「誕生日祝い?なのに俺の意志は完全無視か?」


ア「男だから良いじゃない。大丈夫。ちょっとはだけてくれれば良いから。

  全然大したことじゃないから」


シ「そんなエロカメラマンが全然大丈夫じゃない時に限って笑顔で言う

  ような大丈夫信用ならねーよ」


ア「良いよ良いよシェゾ。ぐいぐい来るよ!ちょっとはだけてみようか?

  寧ろ、その貧乏人が大枚はたいて買った、魔導防御の高いマント

  破り捨ててみようか?で、ちょっと泣いてみようか?」


「何なの?お前?鬼なの?悪魔なの?」


シ「まあ、良い。それがルールなら」


シ「俺が勝ったらお前が脱衣するってことだな?」


(ぴたっと固まるアルル)


ア「変態~!そんな発想が出るなんて信じられない!」


シ「お前が俺に散々言ったことはどうなってるんじゃ!俺だけ変態かい!」


ア「ボクは脱がないよ!っていうか!シェゾボクに勝ったことないじゃん!

  絶対負けない!」


シ「言ったな!絶対泣かせちゃる!」


(言って、アルルの腕を掴んで森にテレポートするシェゾ)


シ「ここなら誰も居ねえぞ!」


ア「思いっきり出来るって奴だね。絶対変態には負けないよ!」


シ「抜かせ!」


(腰を落とすシェゾ)


(それを見て不敵に笑うアルル)


シ「アレイアード!!(古代の強力な闇の魔術)」


ア「ふっ!」


(素早く林の中を走り抜けながらかわすアルル)


シ『アルルは、すごい魔導力を有しているといっても

  ルルーの様に異常に速い訳じゃない。』


ア「アイスストーム!」


(身を隠しつつ、林を素早く走りつつも攻撃を

 仕掛けてくるアルル)


シ『攻撃してくる魔術だって、大体は誰にでも出来る基本的な物だ』


シ「アレイアード!」


ア「ぐっ!」

(後ろに吹き飛び、口から血を流すアルル)


ア「ア…アイスストーム!」

(後ろに飛びつつ呪文を返すアルル)


(アルルのアイスストームをすんなりかわすシェゾ)


シ『こちらの攻撃だって意外と当たる。全てを避けられる訳でもない。

  それだけに』


(シェゾの後ろの木がアルルの攻撃で倒れシェゾに倒れかかってくる)


シ『全ての物を使って攻撃してくる。計算され尽くしている

  戦いの経験!そして才能!』


シ『あれだけの強い攻撃を受けたのだから、攻撃するよりも回復すれば

  良いのだが、アルルは攻撃すべきタイミングを決して外さない』


(ビンっと、シェゾの背後の木にいつの間にか張ったロープが勢い良く

 何かを引っ張る)


シ『そら来た』


(ロープの勢いを使って飛び出すアルルが目に入る)


シ『アルル…お前との戦いは血湧き肉躍る!』


シ『来いよ!アルル!俺も守らねえ!!』


(不敵な笑顔のアルル。引っ張られながら呪文を唱える)


ア「ダダダダイヤキュート!(自分の攻撃力を高める魔法。4回まで

  重ねがけ出来る)」


シ「アレイアード…」


(今にもシェゾに攻撃しようとしていた腕をシェゾから両脇の木に

 移すアルル)


(不敵に笑うアルル)


ア「ジュゲム!」


シ「何っ!?」


(アルルの放ったジュゲムがアイスストームで木に

 出来た氷に乱反射して様々に飛び交う)


シ「くっ!アレイアードスペシャ…(アレイアードをぶつけて

  闇の空間に閉じ込めて闇の剣で敵を何度も激しく切り刻む」


シ「うわぁああああああ!」


(間のコマ)


(辺りに広がる煙。アルルのジュゲムで鬱蒼と茂っていた木々が

 焼けて、辺りが明るくなる)


ア「もう、変に真面目なんだから、正面切って戦ったら、当たっちゃうよね」


(倒れたシェゾに手を伸ばす)


(倒れていたシェゾが触れず消える)


ア「えっ!」


シ「そいつはイリュージョン(敵に幻影を見せる)だぜ」


ア「えっ?」


シ「影縛り!」


ア「えっ?えっ?えっ?か…身体が…動けな…」


ア「な…何?この技?シェゾ!こんな技使ったことないじゃない!

  こ…こんな技持っていたの?何でいつも使わないのさ?」


シ「当然だ。お前は俺の全力でぶっ潰す!そうでなければ

  俺がお前より優れた魔導師である証明にならないからな。

  俺が全力で勝って、お前の力を吸収する!」


シ「…だが…」


(にやっと笑うシェゾ)


シ「今日は、卑怯でも何でもどんな手を使っても勝つことが前提だからなあ。

  ほれ、お前がいい気になって日当たりを良好にしてくれたお陰で

  影がくっきりで、がっちり術が決まったぞ!全く動けんだろう?」


ア「闇の魔導師なのに、変なところで正々堂々と…。いや!

  今日は良いや。シェゾ!いつも通り正々堂々と勝負しよう!」


シ「嫌だね。やっと捉えたのに。おお、このままでも良い眺めだぞ!

  今日はライムグリーンと白のストライプか?珍しいな」


(アルルの後ろで屈んでパンツを覗くシェゾ)


ア「ぎゃー!!何してんの!馬鹿!変態!エッチ!

  止めてよ!////う…動けない!」


シ「よっ!」


(シェゾが人差し指を立てると屈んでたアルルが真っ直ぐ立つ)


(シェゾ。アルルの両肩に手を掛けて後ろからアルルの顔を覗き込む)


シ「で、何だったっけ?アルル?俺が勝ったらお前が脱衣してくれるんだっけ?」


ア「や…嫌だよ!シェゾ!ボク女の子だよ」


シ「分かっているよ。ヤローに脱いで貰いたくはねーよ」


(シェゾ、後ろからアルルの腰に腕を回す)


ア「ひゃっ!シ…シェゾ!止めて!」


シ「嫌がられると余計興奮する!日頃生意気な奴だと余計に」

(ニヤリと笑ってアルルの耳元で囁く)


ア「バ・・・バカバカ!変態ぃ~!!////(顔を赤くして涙目のアルル)」


シ「男は皆変態だ」


シ「なあ、アルル…何処から脱がせて貰いたい?」


ア「こ…こんなところで嫌だよ!////」


(ニヤリとするシェゾ)


シ「こんなところでなくて二人きりなら良いのか?Hだな。アルル」


ア「バ…バカァ!////」


(半べそになりながら目を瞑ってしまうアルル)


(フンッ!と息ならすシェゾ)


(アルルのおでこにチュッとキスする)


(目を開けて、目だけで恐る恐るシェゾを見るアルル)


ア「シェゾ?」


シ「この位で勘弁してやる!これに懲りたら俺以外の男に

  安易に変な勝負仕掛けんなよ!俺様みたいな紳士は居ないぞ!」


(ガクンと動いてアルル自由になる)


(俯いて後ろを向くアルル)


シ「ふん、少しは懲りたか?」


(アルルの頭をワシワシとするシェゾ)


ア「ダダダダイヤキュート(小声)」


シ「…?ダイヤキュート?」


ア「甘いっ!(くるっと振り向く悪い顔で笑うアルル。手には光の玉)」


シ「いっ!?」


「ジュゲムっ!」


「お…お前って奴はぁぁああ!!」


(森の画。声がこだまする)


(空に舞い上がって、地面に叩きつけられるシェゾ)


「やったぁ~♪ボクがいっちば~ん!!」


(いい笑顔のアルル)


(黒焦げになりつつ…震えるシェゾ)


シ「そ…その笑顔あざと…い(ガクッ!)」


(静まり返るシェゾ)


(振り返るアルル)


(倒れているシェゾの横にしゃがむアルル)


(わざとらしい笑顔)


ア「あっれ~?気絶しちゃった?シェゾ?」


(黒くなりつつも、綺麗なシェゾの目を瞑った顔)


(急に慈愛に満ちた優しい笑顔になるアルル)


ア「馬鹿だな。ボクだって分かっていたよ。キミが本当には

  そんなことしないって」


ア「ボクも今はこれだけにしておくね」


(気絶して気付かないシェゾに口づけ)


ア「じゃあね。シェゾ」


(立ち上がるアルル)


『後日』


(変な顔をして顔をしかめているルルー様、

 驚愕顔ラグナス、嬉々とするウィッチ)


(ボロボロの状態で半裸で磔になっているシェゾ)


(横には「サービスです♥」と書いてある立て看板)


ルルー「何これ?キモっ!変態、女好きだけじゃなくて

     露出狂だったの?益々変態ね。この変態!」


ラグナス「シェゾぉ~、どういう趣味ぃー?」


ウィッチ「きゃー♥激写ですわ!」


シ「くっ!な…何で俺が・・・こんな目に…」


シ「アルルぅ~!ぜぇ~ったい!泣かせちゃるぅ~!キィー!!」


『悲しいシェゾの声は、魔導世界中に響き渡ったという。おしまい』