今日のこと、私の部屋にある本を見て父親が
父「お前も最近よく色んなこと勉強するなあ」
と言い出した。まあ、不況なんで何があるか分からないし
ってこともあるんだけど、今の事務所があまりにみんな
キャリアがあって、知識が広くて深いので毎日言ってる
意味が分からないことが多くて、会話に入るだけでも勉強
しとかないとね。経済の話し一つとっても日経の好きなところ
読んでるだけじゃ足りんわい。経済の本とか(簡単な奴ね)
読んだりしちゃったよ。まあ、全部しっかり読んでたら
多種類読めないので、かなりまとめ方の良い本を買って
きて、タイトルと要点部分の飛ばし読み(しかも関心ある
ところだけ)だけどね(いまいち身になっているのかどうか…)
何か一つに関わってるといつまでたっても漫画描けないし
ちょっとしたことだから良いやと行かなかった病院だの何だのも
行こうか?なんてやってたら早く帰って来てるのに時間がなくて
しょうがない。今まで何もしてこなかったツケかいな。
ダ「別に自分がその仕事に関わってる訳ではないことの方が
多いんだけどさ。会話だけでも意味が分からないことが多くて
さあ。これ読んだら何のこと言ってるのかぐらいは分かったよ。
…しかし、お父さんさあ、●●とか●●のこととか知ってる?
うちの会社の人みんな当たり前のように話してるんだけど
自分達の業務と関係なくても知識の幅が広いんだよね。
まあ、みんな若くないけど、しかし、中小企業でもなければ
専門に特化する気がするんだけどみんな広くて深いんだよなあ。」
父「そんなことは俺は分からんよ。だけど、そうだな。その人達は
『民間企業的な天下り』対象者の厄介者なんだろうな。元は大きい
企業でも行かせる場所がなくなってそこっていう」
ダ「何それ?天下りって役に立たない人達じゃないよ。定時で
帰るのに、凄い人数を必要としている仕事みたいのを1人で
しかも掛け持ちでやったりしてるよ。若い人じゃ無理な話しだね。
人だってみんな良い人だよ。」
父「だから『民間的』って言ってるだろ。普通の天下りの話しをして
るんじゃないって例え話しだよ。つまりだ。みんな知識的には
広くて深くて優秀なんだよ。ただ、優秀で気骨があるが故に物に
よっては「出来ない」ってはっきり言っちゃったりする生真面目な奴なんだよ。
個人としてすごくいい奴でもそういうことは関係ない。
そういうのはさ、上からしてみれば使いにくい。『俺だってしぶしぶ
嫌で引き受ける嫌~な話しなんだよ。それでも仕方なく受けざるを
得なくて受けてくるのに『出来ない』とは何だ!俺の気持ちも少しは
分かれよ!』ってなもんだよ。そんな訳で色んな部署を回されていて
その年くらいになると知識も豊富でしかも深くなっている。但し、
役職の椅子の数は決まっている。使いにくい奴を上にやる訳には
いかん。が、しかし、捨ててしまうには優秀で惜しい!そういう人物を
回す先が今のお前のところなんだろうよ。実力はあるからまた、
厄介ごとばかり回されて処理するんだろう?」
と訳知り顔で言う父。確かに最近課長とかと話しているとあれほど出来て
見るからに(そして実情も)良い人なのに
「会議とかで対立してるらしいね。とか良く言われるしさあ。事情を考えたら
やれる訳ないのに嫌になっちゃうよなあ。」
とか
「全くもう何でも押し付けてきて」
とか
「俺は飛ばされてきたんだよ」
と言っていた。
私には訳が分からなかったが、長年勤めあげた者として私には見えない
会社の事情というものが父には見えているようだ。
まあ、派遣の私には関係ない話しではあるが、そういうところに居られるのは
逆に私にとっては有難い話しではある。企業にはそんなところもあるのかあ~。
父「まあ、そういう優秀な人材と毎日会っていたらお前ぐらいでは
どんなに勉強しても何言ってるのかすら分からないってことも多く
あるだろうけど、話しが聞けるだけでもお前にとっては勉強になって
有難い話しだろう。良い環境で良かったな」
全くだ。遥か高みの話しを傍聴することが出来るだけでも物凄い
恵まれているなあ。…意味がわかってないことが多いけど
。