先日彼氏のMとギリシアの神の話しをしておりました。
M「そういえば、エルメスってヘルメスから来てるのかな?
前、ギリシアの神様の名前がヘルメスっていってなかったっけ?」
ダ「ああ~、よく分かんないけどそうなんじゃない?(←何てアバウトな返事)
もう信仰されてない神様だけど、芸術の物には、色々残されたりしてるし、
ほら、よくある双頭の蛇の杖のマーク!あの商業とかに使われる奴、
あれって実はヘルメスの杖だしさ!色んな物に使われてるんだよ。
ヘルメスは商業、そして死人の魂をハデスって地下の神様に
届けてあげる役目とかその他色々こなしてる神様なんだ。
で、それと同時に泥棒の守り神」
M「えっ?……何それ?何で商業の守り神が泥棒の守り神なの?」
ダ「ヘルメスは、元々頭が良いけど、悪智恵が働く神で小さい頃は、
いたずらとか、悪いことにばっかりその能力の全てを使っていて
あまりに酷いので、罰せられて人間界に落とされた時期があるん
だけど、その後良い子になって、他の神々の御使いだとか、
色んな良いことをするようになるんだけどね、元々いたずら好きだし、
そもそもギリシア神話のゼウスの子供や兄弟で形成されてる主要な
神、12神は基本好き勝手に生きてるんだよ。」
M「?」
ダ「例えば、人間の行動を見るのが好きで、天から戦争観戦とかしてる訳だ。
で、自分のお気に入りの国をそれぞれ見てて、おっ!あっち負けそうだぞ!
手伝ってやれ!とか、もうそれぞれバッラバラに応援してたりする」
M「へー」
ダ「でも、一番好き勝手やってる印象あるのは長であるゼウスだな。
正妻のヘラとの間に血に飢えて残虐な戦争好き軍神アレスと
鍛冶仕事を得意としてるけれど、顔が変に生まれてしまった
へパイストスっていう息子が2人居るのにも関わらず、美人が
大好きで人間だろうと神だろうと、気に入ればどんどん夜這いに
いっちゃうんだよね。で、女の子は嫌だろうと何だろうと
拒めない挙句に、ヘラから呪いをかけられて、牛にされたり、
産まれた子供でもお酒の神様ディオニソスが呪いで狂いながら
世界を逃げ歩いたりした訳だ。最後には、許される訳だけど、
何ていうか、周りの人達大迷惑な訳だ。」
M「何それ?男に怒れよ」
ダ「本当だよね。つーか、男は懲りないからなのかなあ?
分からないけど、基本襲われて、嫌でも呪いを受けるのは
何故か女っていうね」
M「嫌だね。しかし、神様ってもっと崇高なイメージがあったのに
ゼウス嫌かも。俺の世界だから何しても良いよって感じなの?」
ダ「そういうことでしょうね。中心の神12神でも長だから。だけど、
他の神も行動が自由なんだよ。人間らしいっていうか…。
よく美術の題材にもなってるアプロディテいるでしょ?ローマ
神話名では、ビーナス、そっちの方が馴染みがあるか、
そのアプロディテだけど、決められて先程のヘラの息子
へパイストスの嫁さんになってるんだね。
ところが、どっこい醜い夫より、あなたの方が逞しいわ
つーんで、浮気する相手が兄の軍神アレスです。」
M「最悪にドロドロしてるんじゃん!」
ダ「しかも諸説あるけど、アレスとの間に出来た子が
エロス、ローマ名でキューピッドです」
M「子供まで!!」
ダ「このアプロディテもまた、色んなことやってます。
ある時人間に、アプロディテより美しいなんて
噂される女の子が出ました。
これ聞いてアプロディテ、カッチーンです!
『ちょっとあいつ生意気じゃないのさ』って
なった、アプロディテ、息子のエロスに命令して
『ちょっと、あいつあの生意気な女をブッサイクな
男に惚れさせてメロメロにさせてよ』
って頼みます」
M「最悪だ!性格悪い!」
ダ「本当に、で、いたずら好きなエロスは早速
了解してその娘に恋の矢を放ちに行こうと
するんだけど、間違って自分で自分を
傷つけてしまって、その娘に自分が惚れ
ちゃいます」
M「バカじゃん!」
ダ「うん、だけどMなんて仕事で毎日触ってたら
失敗して傷つけそうじゃない!何か誰かに
惚れちゃったりしそうだよ」
M「ああ、やりそうだねえ」
納得した!…まあいいや
ダ「まあ、その後も当然『うちの息子までたぶらかしやがって
この売女!』ぐらいアプロディテ怒る訳ですが、何やかんやと
試練を乗り越えて一応結ばれる訳です」
ダ「あとは、アポロンなんかもゼウスに似て(?)好きな女の子を
追いかけて求愛しまくるんだけど、その子凄い嫌がって逃げる
んだね、で、逃げても追って来るもんで、怖がって助けて!!って
願いが他の神(ゼウスだったっけかなあ?)に叶えられて
最終的にその女の子は月桂樹に身を変えてしまうんだよね。
追われるくらいなら樹になりますって奴かねえ?まあ、それ位
ギリシアの12神は、自由な方々です。」
M「何か、話しとしては面白かったんだけど、神様として嫌だなあ」
ダ「だから、もう信仰されてないんじゃないの?(笑)」
M「なるほどね」。
そんなギリシア神話話。