だいぶ昔に発行されたこの本。
とある方に勧められ、読んでみました。
読んでみて、率直に、この本を一言で表すと
「変化にどう対応すべきか」ということ。
この本は大きく分けて三部分から成り立っています。
まず、第一部分は、
かつてのクラスメートたちがクラス会で、それぞれ自分の生活に起きた変化をどう受け止めているかを話している、「ある集まり」の場面。
次に、第二部分は、「チーズはどこに消えた?」の物語部分で本書の中心部分。
最後に第三部分は、「ディスカッション」の場面で、
クラスメートたちがこの物語をどう読んだか、
自分の仕事や生活にどう活かすか、を話し合っています。
第二部分の物語部分は、ある迷路で起こった出来事ををめぐるお話で
登場人物は「チーズ」を追い求める二匹のネズミと二人の小人。
「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事・家族・財産・健康・精神的な安定等々の象徴です。
中心部分なので多くは語りませんが、この部分を読んで、
物事が変化しているときは、深くを考えずに、流れに身を任せ、変化の中で自分を楽しめる行動した方がいいな、と感じました。
実際、今のコロナの問題。
「不安・・・」
だったり、
「外出できずに、つまらない!」
と、悶々と引きこもり生活を過ごす方は多いかもしれません。
私も、最初は上記の通り過ごしていました。
が、そんな気持ちでいるのが疲れてしまったので、
「いつ終わるかわからないこの状況だから、今ある現状で楽しめることをしたらいいじゃん」
とシフトチェンジしました。
まるで、物語の中の「ホー」のようですね。
なので、私は、今ある現状で楽しめること、
自己紹介にも記載しましたが、新たな道を進むため、
一歩一歩少しずつ歩いていること、YouTubeを観ること。
そして、娘と戯れることを、日々とても楽んでおります。
楽しめることを意識しているおかげで、安定した気持ちで毎日過ごすことができています。
また、コロナウイルスが収束したのちにやりたいことをリスト化し
毎日ワクワクもしております。
「最大の障害は自分の中にある。自分が変わらなければ好転しない、ということ。」
第二部分の物語部分の終盤に書かれてあります。
私の状況を見てみると、本当にその通りなので、すごく納得です。
この本を通して、改めて
変化にいかに対応するかの重要性、そして、自分が変わらなければ好転しない、ということを学びました。
もし、今後生きていく中で、同じような事象が発生した場合は
このブログの中盤に記載した、私が感じたことを意識し、
その時のベストで行動していきます。