断酒するとわずか2~3週間で肝臓の健康状態が改善してがんや脳卒中のリスクも減る

 

 

 

 

イギリス・プリマス大学の肝臓専門医であるアシュウィン・ダンダ氏が、「アルコールを断つと肝臓にどのようなメリットがあるのか?」について解説している。

 

大量のアルコールを飲み続けた時の体への影響は下記がある。

①肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝

②肝臓が硬化してでこぼこした形になってしまう肝硬変

結果として肝不全で死亡する可能性がある。

 

ダンダ氏は、純アルコール換算で20gを「1単位」として、1週間に14単位を超えた量のアルコールを定期的に飲むほとんどの人は脂肪肝を持っていると指摘した。

 

純アルコール換算で20gとは下記の通り。

①アルコール度数5%のビール500ml

②アルコール度数14%のワイン180ml

 

1週間で14単位といえば、ビール500mlを毎日2本ずつ飲む人のこと。

 

ただ、幸いなことに脂肪肝の人はアルコールを断ってから2~3週間で肝臓が治癒し、まるで真新しい臓器のように機能するとダンダ氏は説明している。

 

できれば断酒することが好ましい。断酒するとメリットがあるのは肝臓だけでなく、脳機能が改善したり睡眠の質が向上したりするといったメリットがあることもわかっており、長期間アルコール摂取を避ければがんや心臓病、脳卒中などのリスクも減減少する。

 

いきなりの断酒が難しいなら「週2〜3日の休肝日」が有効であろう。

 

【思うこと】

学術的に明らかにされるまでもなく、お酒をやめた方がいいことはまさにその通りだと感じているんだよなぁ。

ただ、断酒してから2〜3週間程度で肝臓が元に戻るとは驚き。

タバコで壊された肺組織は元には戻らないことと対照的。タバコはやめて20年以上になるけど本当にやめてよかった。

 

 

ただ、本当にお酒はやめられない。

過去に1ヶ月くらい辞めることができたこともあったけど、でもまた飲み始めてしまう。経済的にも負担が多くなるし肝臓のことや睡眠などを考えたらお酒はやめたいなぁ。

 

禁酒できた人の経験をきいてみたい。

 

お酒辞めたい