積極的に自民党を支援しているわけでもないし、他の党を支援しているわけでもないけど。。。
今回の騒動ってなんだったんだろう。
「政治不信を招いて申し訳ない」なんて自民党は言っているけど。
今回の大きな流れは・・・
派閥で裏金を作っていた
→裏金を作った原因は派閥だ
→対策は「派閥解消」だ
終わり
これで本当にいいと思っているなら自民党の議員は「無能」としか言いようがないな〜
私は技術屋さんですが、若い頃上司によく言われた
「不具合の原因を確実に特定しなさい。それをせずに対策をうったら、不具合は確実に再発するぞ!」って
ニュースレベルでしか内容は知りませんが、今回の事実ってこんな感じ?
(1)裏金を作りやすい状況にあった
・お金の流れが第3者ではチェックできない(裏金作りが容易)。
・政治資金規正法では「会計責任者」が責任を負うため、議員からの指示があったとしても
明確な指示があったことが証明できなければ、議員の連座制は問えない(やりたい放題)。
・政治資金収支報告書の監査は「自民党の監査係」が行っている(外部機関ではない)。
・基本的に悪いことが見つかったら「修正」すれば良い。
(2)組織(派閥:政策研究会?)のガバナンスがきいていない
・「会計責任者に任せていたので派閥のリーダーは詳細を知らない」
「会計的なミスが原因」って言えてしまう。
→会計責任者に「後でちゃんとするから議員からの指示がなかったことにしてくれ」って
言ったらなんでもできる。
・本来「組織の長(会長でなくても実質的な指導者)」が会計に関して
「関与していない」なんて通用するわけがない。
(3)「政治にはお金がかかる」という言い訳がまかり通る。
(石原伸晃や田崎史郎の言い分も酷かったが)
・何に金がかかっているのか誰にも見えない。
・政党助成金の使途(終始報告書の内容)が不明瞭。
もっとあるかもしれないけど、普通にニュースを見ただけでもこのあたりに
原因がありそうなことはわかる。
これって「派閥を解散」すれば解決する話?
それぞれに対策を打ち出して国民に説明してほしいけどね。
自分たちで「政治不信」を作っておいて、「政治刷新本部」とやらを作って
「私たちは一生懸命頑張って、皆様の信頼を取り戻します」・・・って
マッチポンプやん。
ま、「どうせ国民はそのうち忘れるさ」って
思っているでしょうけどね。