施工管理の渡辺です。
現在、話題となっている映画、「永遠の0」。
原作が数年前から話題になっておりまして、気にはなっていたのですが、
戦争ものの小説は昔から興味があり、それなりに読んでおりましたので
あえて読む気にはなっていませんでした。
しかし、流石にここまで話題となってくると、「趣味は読書」と自称している身、
無視するわけにもいかず、購入して読まさせてもらいました。
主人公の青年に感情移入してしまうと、涙で大変なことになりますね。
後半は、涙をふいて、鼻をかむという繰り返しで忙しかったです。
「泣く」という字を見ただけで涙腺が緩むのは歳のせいでしょうかね。
自分の命を投げ打ってでも、愛する人の命を救う行為に感動を覚えるというのは、
人類共通のものなのかなと思います。
「死」に対する恐怖という人間の感情が、極限の緊張状態になってしまうわけですが、
それを乗り越えて進む人間の姿に、ある種のショックを受けてしまうのかなと。
原作者は、「私たちの父や祖父が体験したことを知ってほしい」と言っています。
戦争で失われた多くの尊い命が、現代の私たちに平和の大切さを教えてくれる。
平和な時代に生まれ、仕事を通じて社会に貢献できることに感謝です。
皆様、本年も無病息災をお祈り申し上げます。
では、また。

