すごい久しぶりの更新です・・・(^_^;)
入院してたり、
ブログのPASを忘れたり、
お客さんとの打合せだったり、
とにかく忙しく、更新できませんでした・・・。
来年の工事もほぼ埋まっている状態で、
これから、打合せの毎日という、嬉しい悲鳴です。(^o^;)
なんとか更新できるよう頑張りたいと思います。
今回は、今では当たり前のように使われている、
「自然素材」についてです。
自然素材のイメージとは、どのようなものでしょうか。
多くの、建築予定の方たちが、自然素材を希望しています。
選択理由としては、健康配慮や温もり、心地よさなどを理由にしています。
良いイメージを持っている人が多いということは確かですね。
では、デメリットについてはどうでしょうか。
実は、この自然素材についてのデメリットを理解していない人が、とても多いんです。
自然素材が本来持っている「特性」が、現代の住宅では「クレーム」に変わり、
トラブルの原因になったりしています。
無垢材には、「隙間」、「反り」、「割れ」という特性があります。
日本の「木の家」であれば、当然の現象と言えますよね。
しかし、狂いや、バラツキのない、工業製品である新建材の登場で、「欠陥」になってしまいました。
現代の生活スタイルの中で、どこまで許容できるのか、確かな情報が必要なんです。
無垢材の場合、湿度の変化によって、建具や床材などは、5ミリ程度の変化を起こします。
床であれば、その隙間に細かいごみが入り込むことになります。
床暖房やエアコンなどは、室内空気を乾燥させます。
時には、過乾燥状態になり、梁の割れが大きくなったり、羽目板に割れが生じたりすることもあるんです。
次に、珪藻土や漆喰といった塗り壁。
調湿や防臭効果があり、独特の質感は空間を和やかにします。
しかし、汚れには強くなく、クラック(割れ)などが起きる場合もあります。
手入れなどで考えれば、ビニールクロスには負けます。
私自身としては、それでも自然素材を選びたいと思います。
デメリットを上回る心地よさを与えてくれていることを、日々実感しているからです。
最近は、弊社を含め、自然素材を活用したモデルルームが多くなりました。
ぜひ、体感していただきたいです。
できれば、夏と冬に行ってください。
暑いときはどうなのか、寒いときはどう感じるのか。
家づくりは、仕様が決まるまでに、1年は余裕で掛ります。
作り手のこだわりも、たっぷり聞いてくださいね。
最後に、
誰でも、きれいでキズの無いものをずーっと維持したいと思うものです。
しかし、どんなに耐久性の優れたものでも、いつかキズつき、汚れていきます。
人と同じく、老いて深みが増す自然素材の経年変化、
そして、本物だからこそ成せる、自然のぬくもりとやさしさ。
私は、おススメします。
それでは、また(^-^)ノ~~