人前に出て何か発表しなくちゃいけないとき、緊張しているときってよく「深呼吸して身体リラックスして」なんて言われることがあります。
心臓はドキドキ頭はボーっとして身体もがちがちになっちゃって
「深呼吸してもわかってるけどできないよ~」なんて思ったり。
実はそんなときこそ「丹田呼吸」が効果があるんです。
以前に『「自立神経」とは普段私たちが意識しなくても動いている神経のこと』と書きました。
本来意識しなくても私たちの身体を動かしたり休ませたりしている自立神経を
唯一意識して自分で調節する方法が実は「呼吸」なんです
自立神経は心臓を動かしたり、興奮したりする「交感神経」と
逆にリラックスしたり、冷静になったりする「副交感神経」に分かれています。
緊張しているときは交感神経のほうが一生懸命動いているので、ゆっくりと呼吸をすることで
副交感神経の働きを高めてあげればリラックスできるというわけなんです
「丹田呼吸」とは「複式呼吸」とちょっと似ています。
まずお腹のおへそのちょっと下辺り(丹田)を意識して凹ましながら、息を吐きます
やりにくいと感じた人はちょっと前かがみになるとやりやすいようです。
息を吐いたら肛門の辺りをちょっと引き締め、背筋をスーっと伸ばす感じにすると自然に息が吸えます。
ポイントは息を吸うよりも吐くことに集中したようがいいみたいです。最初は難しいかもしれません。
緊張しているときには交感神経の働きで浅く早い呼吸をしていることが多いようです。
最近読んだ本に「深呼吸」のように息を吸うことに集中すると交感神経の動きが高まってしまうので
身体が緊張して疲れてしまうと書いていました。
緊張したときに深呼吸してもあまり効果がなかったのはこういう理由からだったんでしょうね。
ストレスで肩や背中もがちがちになっちゃったっていう人はぜひこの呼吸を試してみて下さい。
いや普段から肩こりがひどいのよ!という人にはマッサージをオススメします
この呼吸を続けると自立神経が整って、気持ちも落ち着くし、実は内臓もマッサージされて整腸作用もありますよ!おんちゃんは結構あがり症ですが、今回の馬の大会の時には朝からずっとこの呼吸をしていたらかなり落ち着いて馬に乗れたんじゃないかな~って思います。
あ、また長くなってしまいましたね。こんなこと書いて読んだ人は面白いのかわからないけど
おんちゃんの自己満足でこのシリーズは勝手に続けていくと思います
書くと私自身の気持ちが整理される気がしますので・・・
最後まで読んでくれた方、どうもありがとうございました