今回、嫁さんが実家に帰ることになった時


私は全くと言っていいほどその兆候に気付きませんでした


年末、正月休みに入ってから手を上げた事は無く


ずっと仲良くやってたつもりでした


最後に手を上げたのも自分でははっきり覚えていない


9月だったか、10月だったか・・・それとももっと前か・・・


「暴言も無かったのか?」


と聞かれるとそれはあったと思う


怒ったりするのもそれなりにあった


でも私の中では


”手を上げる=暴力”


というのが常識だった


暴言やその他の事は大した物ではない、そう思っていた


でもそれは、嫁さんには大事な事だったんですね



年明け、実家に遊びに行くと言うので嫁さんと子供を実家に送って


私は得意先に新年の挨拶回りに行ってました


その時嫁さんは今まで私から受けたDVをすべて両親に告白したようです


そして、私と距離を置くため一度実家に帰ることを決めました


そんなことも知らずその日私は夜遅くまで連れと飲みに行ってました


次の日実家に迎えに行き、「久しぶりにデートしよう」とか言って


色んな所にお出掛けしました


夕方帰宅し、夜のバイトの準備をしてると


嫁さんが急に泣き出しました・・・



「どうした?何かあった?」


すると



「もうすぐ母親が家に来る・・・」


「荷物をまとめて実家に帰ろうと思う・・・」




・・・・・


え?


えっ?




もう、訳が分かりませんでした


さっきまで家族3人仲良くお出かけしてて


「お腹すいたね~」とか言ってフードコートで食べたり話したりして


帰ってきてからも結構いちゃいちゃしてて


それが急に?え?なんで??


「なんで?なんでそんな話になってるの?」


「俺が何かした?何か言った?」



「ずっと我慢してきた・・・」


「ずっと優しかった頃のあなたに戻ってくれると思っていた」


「優しいときと怖いときの差がありすぎてどっちが本当のあなたか分からなくなってきた」


「いつも怒らさないよう気を遣って、言いたいことも言えなかった」


「私はもう無理かもしれない、このままあなたと一緒に居たらダメになってしまう」



本当にビックリ(?)しました


自分にとってはいきなりの展開でした


惚れはされども嫌われるなんて思いもしなかった


(なんでそんな自信があったのかは良く分からない)


それほど嫁さんの事が分かってなかった、見えてなかった


自分の事だけ、自分の思い通りにだけ


夫婦生活を進めてきてたんだな・・・