南半球の山。クラッシュ・オブ・タイタンズ(巨人達の闘い)Part1

1 南アフリカVSオーストラリア
試合展開すら予想もつかなかったが、試合巧者な前回王者南アフリカがゲームを支配し、
スクラムハーフのデュプレシの渋い働きとスカルク・バーガーらの再三のアタックで
オーストラリア陣に一方的に攻めこむが、オーストラリアのファウルをしない堅いディフェンスといくつかのミスで思うように得点できない南アフリカ。
必死のディフェンスで、南アフリカの猛攻を耐えながらもわずかなチャンスをスタンドオフのクーパーの調子が悪いのか、ラインアウトもとれず、リズムに乗れないオーストラリア。


互いにファウルの少ない息詰まる試合。
ラグビーの教科書のような試合とでもいうか、何か完成されたものをちょっと見た気がした。
ポーコック、オコナー(21才!)らの活躍でオーストラリアが逆転勝ちで接戦をものにした。

観るだけでも、1試合で、2試合分のエネルギーを消費するような試合だった。


2 ニュージーランドVSアルゼンチン
前に、”絶対に勝ち上がってくるニュージーランド”と書いたが、アルゼンチンには手こずるだろうとは思っていたが、ここまでとは。
ゲインラインを突破できないニュージーランドに驚いた。
アルゼンチンの渾身の低いタックルは”ニュージーランド相手でもこれなら止められる”と証明しているようだった。お手本にすべき。

思うようにゲームを進められないニュージーランドで一人、絶対のキックで点を取るウィイプ。後半から、第3の男、スクラムハーフのクルーデンが入って徐々にらしさが出てきたニュージーランド。
ソーン、カイロアらがきっちり仕事をしていた。


準決勝はニュージーランドVSオーストラリアに決まった。
戦力的にオーストラリアやや有利な気がしないでもないが。
攻撃がかみ合うか、オーストラリア。
ハーフ陣がゲームをどう動かすか、ニュージーランド。


結果はどうあれ最高の試合になるのではないだろうか?