映画の引き出し

映画の引き出し

毎週大量にDVDレンタルしてくる茶の内容覚書。

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タイトルマインド・ゲーム
販売:レントラックジャパン
価格\4,935 (定価:\4,935)
媒体:DVD
通常24時間以内に発送
おすすめ度★★★★★

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茶のおすすめ
シナリオ難易度
ストーリー
キーワード
製作スタッフ
公式サイト




■茶のおすすめ

 全てが吹っ飛んだアニメ映画

 というかアニメでもない気がする。

 時折差し込まれるリアルな顔描写とか

 主人公死亡→死すらふっとバス願望→ヤクザ追われる

 逃亡→クジラの腹の中→同性愛嗜好の爺さん

 全員大阪弁orz


 もうとにかくはっちゃけてる(´口`メ)


それを良しとするかどうか。

 『アニマトリックス』など世界に通じる最先端の技術で描いた

)と思われる マインドゲーム

 演出や表現方法は見たことない斬新なモノばかり。

 シュールなギャグに吉本芸人が声優を担当しているとあって

 ハマる人はトコトンハマっちまうだろうな。


 特にラストの猛烈なクジラ脱出シーン!

 圧巻!呆然!

 西(主人公)が素っ裸になって駆け巡るアリエナサが

 すっげぇ爽快だったぜ。


■シナリオ難易度

 謎。少し退屈するかもしれない。

 一部ディズニーの実験アニメーション『ファンタジア』を

 彷彿させる箇所もあった。

 
■ストーリー

ロビン西による原作コミックを、『アニマトリックス』などで知られるSTUDIO4℃の制作でアニメ化。監督は、劇場版『クレヨンしんちゃん』などでその独特のセンスをアピールし、OVA『ねこぢる草』なども手がけた湯浅政明。初恋の人・みょんちゃんと偶然再会した主人公・西は、その夜一度死ぬが甦り、やがてみょんやその姉・ヤンとともにクジラの腹の中で暮らす羽目に…。
破天荒なストーリー、ダイナミックで密度の濃い動き、奔放な色彩や画面効果、目まぐるしく編集された映像、そして炸裂する関西弁。すべての要素が奇跡的と言えるほどに絡み合って、「生への執着」が圧倒的な迫力で描かれる傑作。感傷、挫折、希望、諦念、そして愛。人生のすべての要素をぎゅっと凝縮したかのような2時間弱は、人が死ぬときに思い起こすという“走馬燈”ってこういうモノじゃなかろうかと思わせる。今田耕司、藤井隆ら、吉本興業所属タレントを中心とした声の出演陣もさすがの芸達者ぶり。


■キーワード

 大阪弁・ヤクザ・ハイブリッド・クジラ・ピノキオ・みょん・走馬灯・脱出・アクション・異次元・ギャグ・恋愛・吉本


■製作スタッフ

ロビン西 今田耕司


■公式サイト
http://www.mindgame.jp/

タイトル池袋ウエストゲートパーク スープの回 完全版 (通常版)
販売:TBS
価格\5,040 (定価:\5,040)
媒体:DVD
通常3~4日以内に発送
おすすめ度★★★★☆

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茶のおすすめ
シナリオ難易度
ストーリー
キーワード
製作スタッフ
公式サイト




■茶のおすすめ

 宮藤官九郎と堤幸彦の豪華タッグ

 今は有名になった二人が脚光を浴びるようになった

 話題作ですな。

 TVシリーズ終了後にファンディスクのような感じで

 再放映決定。んで放送、DVDと来た。

 今回は食べ物が結構出てきますなぁ・・

 

 おすすめ?全部ね。


■シナリオ難易度

 易。ただ、TVシリーズ(全11回)を見ておかないと

 ブラックエンジェルズやらGボーイズやら

 なんであんなにケンカ腰なんだか分からないな。

 シナリオ自体はとっつきやすいけど、

 『雷図』ことRIZEとか

 ホームレスことクレイジーケンバンドとか

 知っとくとネタだ!と気づける要素がいっぱい。

 なかなか見応えあります。

 


■ストーリー

 Gボーイズとブラックエンジェルズのいざこざより3年後。

 ホームレスにヤクを嗅がせて、

 寝てる間に体の骨を折っていくという怪事件発生。


 案の定、警察は使い物にならない。

 あーあの人所長になったんだ・・


 Gボーイズとブラックエンジェルズは

 何やらラーメン戦争をやってるらしく

 究極のラーメン目指して頑張ってるとか。


 キングは美味いスープを探して海外逃亡。


 雷図とマコトがボーリングしたり

 クレイジーケンバンドの演奏見れたり

 雷図のバンドも見れたね。はっはー


 何かと豪華だ。

 いや、ちゃんとストーリーと絡んでくるから大丈夫。


 なぜホームレスばかり狙うのか。

 エスカレートする犯人、『次は頭だ・・』


 マコトが拉致され

 運命の時は迫る。



>マコトの父ちゃん出てくるよ


以下、Amazonさんの解説

2000年に放送された『池袋ウエストゲートパーク』 がスペシャルで復活。3年を経た登場人物たちのそれぞれの成長を交えつつ、西口公園で横行する奇怪な事件に伝説のトラブルシューター・マコトが再び立ち上がる様を描く。
カラーギャング抗争から3年。地上げ屋に追い出され、軽トラックで果物の移動販売をしながら宿無し生活を送っていたマコト(長瀬智也)のもとに、ホームレス襲撃事件の犯人探しの依頼が舞いこむのだが…。
まるで豪華な同窓会のようだ。長瀬智也扮するマコトと窪塚洋介、妻夫木聡、坂口憲二との絡みは、そのいずれもが見物。いまや主役級に成長したそれぞれの凄みが十二分に堪能できる。もちろん、ノイズと自然光とがブクロの街に交錯する堤演出に、小ネタに哀愁を漂わせたクドカン節によるご当地ネタ炸裂のブクロワールドも健在。さらに、RIZEがカリスマバンド「雷図」として、クレイジーケンバンドがホームレス軍団としてゲスト出演したのも話題となった。また、妖艶なスライを演じる岡本健一が圧倒的な存在感をみせている。マコトが号泣の末にたどり着いた新たなる住処にも注目だ。(


■キーワード

池袋・IWGP・クドカン・骨・スープ・ラーメン・やっぱ焼きソバ


■製作スタッフ

出演: 長瀬智也 , 加藤あい , その他


■公式サイト
http://www.tbs.co.jp/iwgpark/

タイトルアイ,ロボット
販売:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
価格\1,490 (定価:\1,490)
媒体:DVD
通常24時間以内に発送
おすすめ度★★★★☆

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茶のおすすめ
シナリオ難易度
ストーリー
キーワード
製作スタッフ
公式サイト




■茶のおすすめ

 SFモノの父、アイザック・アシモフの『ロボット3原則』

 をモチーフにしたオリジナル作品。

 最後まで見て、アタリだと思った。

 近未来で起こるロボットの暴走が見せ所なんだけど

 とんでもない数のロボがビルをよじ登ったり

 人間とバトったりする。
 CG三昧かと思いきや、ちゃんと登場人物は芝居をしているので

 KARASや攻殻機動隊を受け付けない人でも

 この作品ならいけちゃうと思う。


■シナリオ難易度

 易。見てるだけで自然と情報が入ってくる。

 ロボットが殺人を犯す、謎を追う刑事というシンプルなプロットで

 うちの親父にもウケが良かった。

 ロボット3原則もシンプルなもので、

 難解な部分は主人公が代わりに聞いてくれたりとかなり親切。


■ストーリー

 近未来、ロボットがかなり人間っぽくなった時代。

 ロボット生みの親である博士が

 ロボットに殺されるという事件が起きた。

 

 刑事はロボットを追跡し尋問する。

 『私は何者だ』

 博士が何者かに監視されていたことが

 その後の調査で明らかになっていく。

 暴走したロボットは博士のメッセージだったのか。

 新型ロボット『NS-5』のリリースが始まり

)暴走したのと同型

 人々はテクノロジーの進歩に歓喜する。

 歪められた『ロボット3原則』をインプットされた

 操り人形とも知らずに..



以下、Amazonさんの解説

ロボットが社会の一部となりつつある2035年を舞台にしたSFアクション。「人間に危害を加えてはいけない」などロボット3原則を守っていた家庭用ロボットが、殺人事件の容疑者となる。“ロボット嫌い”の刑事と、人間に近い感情を持つ最新ロボット「サニー」の攻防とともに、ロボット開発会社にうごめく陰謀や、進化したロボットの恐怖が明らかになっていく。原案となったのは、SF小説の巨匠アイザック・アシモフの「われはロボット」。
ボディは半透明で、人間に近い表情も見せるロボットは、これまでの映画にはなかった斬新なデザイン。ロボットたちが犬の散歩や宅配便で当然のように行き来する都市をはじめ、さまざまなハイテク・グッズもそろった近未来社会が、リアルな映像で目の前に広がる。主人公の刑事がアナログ志向というのも、ドラマに奥行きを加味。演じるウィル・スミスは、刑事の内面だけでなく、大量のロボット軍団を相手にした激しいバトルもいきいきと演じている。アクション場面の迫力もさることながら、人間と機械の関係にフォーカスしたテーマが全体をしっかりと支え、ラストは哲学的な香りさえ漂う。完成度の高いSF作品になった。


■キーワード

近未来・SF・殺人・科学者・哲学・開放・アクション・ロボット・ラブなし・CG


■製作スタッフ

出演: ウィル・スミス , ブリジット・モイナハン , その他
監督: アレックス・プロヤス


■公式サイト
http://www.foxjapan.com/movies/irobot/

タイトルHANA-BI
販売:バンダイビジュアル
価格\5,250 (定価:\5,250)
媒体:DVD
通常24時間以内に発送
おすすめ度★★★★☆
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■茶のおすすめ

 北野武監督作品

 知らない人はいないんじゃないか?

 コメディから教育、ドラマなどマルチに遊んでる監督

 HANA-BIではベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。

 何やら偉い賞を取ったのね、見てみるか・・

 すごく単純な動機&広報に乗ってしまったorz

 

 んで、見てみた。

 茶『静かだ・・血まみれだ・・』


 要所要所で監督自ら描いた絵が挿入されるのですが、

 それがいいんだわ、、異質なのにマッチしてる。


 題名にもある通り、HANA-BIもちゃんと出てくる。

 映画の尺度で見たら、ほんの一部分だけど

 一番幸せな時間だったんだろうなぁ・・


■シナリオ難易度

 やや難、洋画を見続けてこの映画を見ると静けさが引き立つ。

 久石譲の2時間ドラマっぽい曲は流れるんだけど

 この映画は静けさとその中にある西刑事の凶暴性

 何よりも絶えない奥さんへの愛情に乾杯。


 登場する人々がほとんどモノを喋らないのも

 うちがこの作品を『静か』だと思う理由だと思う。

 少ない台詞の中で、確かな感情が伝わっていく心地よさ。

 音楽や台詞を排除して、静かな世界の中に息遣いを聞いたり

 チンピラを血まみれにしたりと激しい時もある。

 アップとダウンのテンポが、何とも気持ちいい。

 

 シナリオ的には、全然難しくなんかない。

 西刑事が落ちていく過程の説明がされ、事が起こり

 ラストへと進んでいく。


 ただ、その過程で示される演出

 波打ち際で車椅子の堀部さんが、波に濡れていくシーンとか

 同じようなシチュエーションで

 西刑事を殺さずに野郎を殺した理由は何か、など。

 はっとさせられたり、考えたり。


 ありがとう、ごめんね--


■ストーリー

 西刑事  ビートたけし、刑事辞めます

 堀部さん 西刑事の代わりに張り込み、撃たれる

        下半身不随になり車椅子生活

 妻     不治の病らしい


 堀部さんが西刑事に気を利かせて

 張り込みを交代している最中に撃たれます。

 西刑事は妻を見舞っていました。


 俺のせいで堀部は・・っ


 犯人を捕まえるも、田中さんと中村さん(部下たち)が撃たれ

 命を落とします。

 どうしようもない、やるせない怒りに西刑事は弾丸をぶっ放した後、辞職。


 堀部さんは車椅子生活となり

 妻と子供に逃げられてしまいます。

 こうなったのも俺のせいだ・・と思いつめる西元刑事。


 ヤクザからの借金取立ても激しい。


 ついに銀行強盗をやってのけ

 妻と共に逃亡(いや、旅に出る)


 しかし西が金を持ってると分かったヤクザは

 追跡し逆に西に殺害されてしまいます。


 ラスト、浜辺でフタコト



 パーン パーン




以下、Amazonさんの解説


北野 武監督98年公開の7作目。不治の病に侵された妻を気にかけながらも職務に追われる刑事が、同情した仲間の好意で張り込み捜査の合間を縫って見舞いにいく。だが、そのわずかな時間に発砲事件が発生、1人が殉職し、快く送り出してくれた部下も半身不随の身になってしまう。犯人を殺して警察を辞めた彼は、治療費や遺族へ渡す金を工面するためヤクザにまで借金を重ね、やがて首が回らない状況へと陥っていく…。
あたかも夢の情景のような暗く青みがかった映像のなか、挿入される監督自作のシュールな絵の色彩が鮮烈である。同様に乾いた暴力シーンに対して、例えば置き忘れられた三輪車を主人公がそっと横にどける、といったささやかな行為の描写も目に焼きつく。北野作品には多い不器用な男の自己表現を、透徹した視線で描いた静かな傑作である。


■キーワード

孤高の男・車椅子・銃・凶暴・愛・ヤクザ・責任・金・絵・海・子供


■製作スタッフ

出演: ビートたけし , 岸本加世子 , その他
監督: 北野武


■公式サイト

http://www.office-kitano.co.jp/contents/POSTER/poster3.html




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発売日:1998/12/18
タイトル鴉 -KARAS- 第壱話
販売:松竹
価格\4,935 (定価:\4,935)
媒体:DVD
通常3~4日以内に発送
おすすめ度★★★★☆

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■茶のおすすめ

 タツノコプロ (アニメ製作スタジオ)設立40周年記念作品

 ガッチャマンやマッハGoGoGoなどを作った会社ですな。

 序盤からハイクオリティな戦闘シークエンスがあり、

 とにかく圧倒される。

 また、作りこみ・描き込みも激しく

 Mob(群集)1人1人がチマチマと動いている。

 アニメじゃ珍しいマトリックス的なカメラワークもウリ。

 2Dと3Dが混在する世界は、違和感もほとんど無く

 病的なまでに美しく、深い没入感を伴う。


■シナリオ難易度

 相当高い。ただの活劇として見るならそれでもOK


■ストーリー

・先代鴉 序盤でお亡くなりに。

・廻向   恐らくラスボス、先代鴉を序盤で叩き切ります。

・鴉    乙葉という人間が変化、街のために戦う

・ゆりね  鴉を使役する存在?

・呉    エリートな刑事

・鵺    ぬえと読む。もう1人の主人公

巷に妖怪がはびこる日本なようで違う世界。

鴉と呼ばれる街に使役される存在によって、

平穏は守られていた。

しかし、廻向とかいう元鴉が闇に落ちて

先代鴉とバトる事に。激しいバトルの末、先代は散ります。

それから3年後--

新宿に2人の野郎、呉と鵺が新宿に降り立ち事態は動き始める。



以下、Amazonさんの解説。

<第壱話・鴉開眼>
夜を忘れた街・新宿。隣り合う妖怪の存在を忘れ、浮かれ暮らす人間たち。古来より、からみ合うこのふたつの世界の秩序は“ゆりね”と“鴉”によって守られてきたが、ここにきてそのバランスは大きく乱れつつあった。一切の「個」を捨て、街の下僕となることをさだめられているはずの“鴉”が、自らを廻向と名乗り、人間への復讐を開始したのだ。街で連続する奇妙な殺人事件。それらはすべて、廻向によって新たな体を与えられた御座衆と呼ばれる機械化妖怪のしわざによるものだった。
そんな中、新宿駅にふたりの男が降り立つ。ひとりは猟奇殺人解決のために本庁から派遣されたエリート警部・呉。そしてもうひとりは、廻向を倒すため舞い戻った流浪の妖怪・鵺。人間社会の常識にとらわれるあまり事件解決の糸口さえ見つけることができない呉とは対照的に、鵺は御座衆のひとりである河童を追いつめる。鵺の狙うライフルのスコープが河童をとらえた時、もうひとりのゆりねと鴉が現れる。彼らこそ、新宿の大いなる意思が生み出した、新たなる街の守人であった。



■キーワード

鴉・鵺・非現実・きゅうり・クリエイター・3DCGI・ダークヒーロー


■DVD特典

・オーディオコメンタリー

・製作発表記者会見を収録


・ブックレット


■製作スタッフ

出演: 和田聡宏 , 渋谷飛鳥 , その他
監督: さとうけいいち


■公式サイト

http://www.thekaras.net/


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発売日:2005/05/28