このドラマは、2007年に山下智久と長澤まさみ主演で作られた日本の同名ドラマのリメイク。プロポーズ大作戦~Mission to Love DVD幼馴染みのハム・イスル(パク・ウンビン)の結婚式で、自分がどれだけ彼女を愛していたのか気づいてしまった主人公のカン・ベコ(ユ・スンホ)が、時の指揮者によって過去にタイムスリップする機会を得る──という主軸のファンタジックなラブストーリーはそのままに、韓国ならではのエピソードが盛り込まれています。
それは、学生時代に野球一筋だったカン・ベコと、友人として、野球部のマネージャーとして彼を支え続けたイスルの関係性。野球という親しみやすいキーワードが加わることによってThat’s青春的な感動もプラス。より感動的なストーリーに!
愛する女性の気持ちを取り戻すために、何度も過去に戻る主人公カン・ベコを演じるのは、ユ・スンホ。6才で子役としてデビューし「演技の神童」と呼ばれた期待の俳優です。彼にとってこのドラマは初の本格的な恋愛ドラマ。子役の時代に注目を浴びてしまうと、いつまでも“可愛らしさ”が抜けきらないことが多いものですが、カン・ベコの青春時代と大人の男を演じたことで、子役のユ・スンホから俳優のユ・スンホに前進した作品とも言えるでしょう。
どうしてこのタイミングに告白しないのかなぁとじれったく思いつつも、恋をしているときってそういうものだよね……と、自分自身の恋と重ねて感情移入してしまうのは、それだけユ・スンホの演技が素晴らしいということ!
何度も過去に戻りイスルに気持ちを伝えようとするカン・ベコの深く強い想いにキュンとさせられること必至ですが、イスルのカン・ベコへの想いも深くて泣けてきます。好きというサインを送り続けているのになかなか気づいてもらえない、それでも大好きな彼を想い続けるってすごいこと。そんな女性の細やかな心の揺れ動きを丁寧に演じるのは、ユ・スンホと同じく子役から活躍するパク・ウンビン。ちなみに、ユ・スンホとは「太王四神記」「善徳女王」で共演していることもあって、今回の幼馴染みという役柄も息もぴったり!
単に好きというだけでなく、彼が野球選手として成功するためにサポートするその献身的な姿にもジーンとさせられます。物語の後半に用意されたイスルのカン・ベコへの深い愛は号泣もの!
2012年2月14日、カン・ベコは小学1年の時から20年の付き合いになる幼なじみ、ハム・イスルの結婚式に出席する。この20年、自分の気持ちを伝える最高のタイミングを探し続けて来たのかもしれないと思いながらイスルの入場を見つめるベコは、永遠の愛を誓い、指輪を交換し、キスをするイスルを見ながら、そんなベストなタイミングはあったのだろうか…でももう遅い…イスルは今日結婚する…世界で一番好きな人が今日別の人と結婚したのだと実感する。親友のチャヌクから今の心境を訊かれたベコは、至らない娘をようやく嫁にやった父親のような気分だと言い、披露宴会場に向かう途中でイスルに会う。祝辞を引受けてくれた礼を言うイスルは、変な事を言わないよう釘をさし、何も言わずに緊張すると口が渇くベコのためにハッカ飴を渡して去って行く。ベコはその後の披露宴で、小学校の卒業アルバムの将来の夢としてイスルが"美しく幸せな花嫁"と書いていた事や、常に自分より他人に気を配るエピソードを泣きそうになりながら話す。会場を抜け出すベコに声をかける新郎は、俺が嫉妬していたのに気づいていたか…どうしたって俺は2人が過ごした年月に追いつけないし、どんなに愛していても俺は小学校の遠足や中学の修学旅行の時のイスルを知る事ができないのに、お前はいつもそばに居た…でもこれからは、より長い年月の思い出を共にするのは俺だと笑って言い、お前がイスルを好きじゃなくてよかった…相手がお前だったら絶対に勝てなかったから…と言って戻っていく。イスル母から頼まれてイスルの荷物を新居に運ぶベコは、箱の中にあった自分宛の手紙を見つけてポケットにしまう。中学の卒業式の日にイスルが書いたその手紙には、また一緒かと嫌そうな顔をしたけど同じ高校に行けるのが嬉しい事、小1の時に上履きを貸してくれた時から自分にとってベコは特別な人だった事、それからずっと自分の一番大切な人であった事が綴られていて、最後にカン・ベコが好きだと告白していた。手紙を読んだベコは号泣し、そんなベコの前に時間を指揮して案内するタイムコンダクターと名乗る男が現れる。自分が望む過去に戻してくれるなんて!と信じないベコにタイムコンダクターは一瞬にして過去と未来を動かして見せ、韓流ドラマDVDベコの部屋に瞬間移動してみせる。こんなチャンスを与える理由としてタイムコンダクターは、結婚式場での姿が9回裏に満塁ホームランを打たれてマウンドに座り込むピッチャーみたいで気の毒だったからだと言い、ベコに小瓶を手渡して、野球はゲームセットまで終わらないというヨギ・ベラの名言を忘れるな…人生も同じだと言って消える。その後、高校時代の写真を見るベコはイスルの不機嫌そうな理由が解らず、もしこの時に告白していれば自分たちは変わっていただろうか…今日イスルの隣に自分が立っていたのだろうか…あの時に戻れるなら今度こそキチンと気持ちを伝えて逃がさないと思うベコは過去に戻る事を決意し、小瓶に入った薬を一気に飲み干して教わった呪文を3回唱え、高校1年だった2001年に戻るのだった。