日本と中国に統治された歴史を持つ台湾。日本の統治下にあったのは1895年から1945年までの50年間であったが、「台湾版Yahoo!知恵袋」に「中国人と日本人はどちらが善良なのだろう?」という質問が書き込まれ、意見交換の場になった。台湾の人々は日本人にどのような感情を抱いているのだろうか?
質問者がベストアンサーに選んだのは、「中国人は自分たちが善良だと思い、日本人は自分たちが善良だと思っている」という自己本位的な内容であった。だが両国に統治された経験を持つ台湾人の視点では、多くが「日本人の方が善良だと思っている」という。
一方で中国人が善良だと考える台湾人も存在することを加え、「それは国民党と共に中国から逃げて来た人々」と説明。苦労を乗り越えた同志という意味なのだろう。続けて「民主国家の人は日本人が善良だと思い、独裁国家の人の考えは違うはずだ」などといった傾向を述べた発想も、そのベストアンサーにはつづられている。
回答した人物は、台湾が日本と中国に統治された歴史を経た中で親日派が多いと示しているのである。比べた場合、日本人の方が良いと認める台湾人が多い、と実感していると思われる。
ほかには「この世に善良な人がいるなんていう考えは、都市伝説のようなもの」と訴える回答者もおり、良い面よりも邪悪な面を挙げるべきと提案。「中国人はお金とメンツを重視しているので、商人や富豪は善良だと思えない。貧困層の人々の方が善良だ」とイメージするという。
食品問題や賄賂に誘拐事件など、道徳心がない中国では様々な事態が発生しているとした。「何でもあり!」と考えるのが中国の国民性だと思っているそうだ。一方日本人は表向きは善良で、中身は邪悪と述べた。料理人が魚をさばいて刺身にして客に食べさせたシーンを、回答者はインターネット上の動画で見たそうだ。
その魚を再び水槽に戻す場面も映し出され、残酷だと驚いたようである。「日本人は変態極まりない!」と批判した。だがそのような残酷さ、そして後進国を見下す冷淡さを持っているのが日本人としつつ「表面上かもしれないが、一般人レベルでは礼儀正しいのは日本人、だと思われている。中国人は野蛮な面があり怖さがある」とまとめた。
また実際に交流を持った感想から、「中国人の方が親切で、日本人は良い人ではなかった」と答えた人物もいた。旅行した際に街中で触れ合った人々への印象なのだという。国民をひとまとめにして善良かどうかを問い、判定するのは難しい。だが日本人よりも中国人が善良だとイメージする台湾人は、少なくなさそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(イメージ写真提供:123RF)
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