【ストーリー】
刑事である高山亮介(香川照之)は、家族も無く荒れていた少年時代に織田組組長の織田大成(小日向文世)に出会い、実の親子のように世話をしてもらい大学に進学。そして「ファミリー(織田組)を守るため」と言う織田の命を受け刑事になり、警察官として実績を残すとともに内部機密を密かに織田に報告していた。そして織田組内部にいる潜入捜査官を探すように織田から言われていた亮介は、菅原警備部長(平田満)からも警察内部にいる織田組の潜入員を探す仕事を受ける。しかし小野寺警視正の死亡以後、警察の同僚から冷たい視線を受けるようになっていた。
ある日亮介は、織田から有力政治家の娘・万里(蒼井優)に近づき、関係を持つよう指示される。いざというときに「ファミリーを守るためだ」と言う織田。その指示に従い万里に近づく亮介だが、「自分の人生は自分で決める」との万里の言葉に、今までに持ったことのない感情を抱く。そんな亮介に対し、さらに非情な要求を突きつける織田。亮介は表の顔と裏の顔の間で深く苦しみ、自分の生き方に疑問を感じ始めていく。
そんな亮介を見て、彼が「誰にも言えない秘密を抱えているのでは?」と感じた万里は、精神科医の奈緒子(和久井映見)にアドバイスを求める。「誰にも言えない秘密を抱えている」この言葉を聞いた奈緒子は、姿を見せなくなった純(西島秀俊)を思い出した。
小野寺警視正やヒロシの死んだ際の警察と織田組の銃撃戦以後、純は潜入捜査に行き詰まりを感じていた。表向きは織田組の幹部でありながらも実は警察の潜入捜査官である純だが、警察に復帰する希望を失い、心を通い合わせた奈緒子との連絡も絶って、空虚な日々を過ごしていた。
そんなある日、純の携帯に小野寺警視正の携帯から着信が入る。死んだはずの小野寺の携帯から、いったい誰が?何のために?電話を受けた純は言葉を話さなかったが、発信者は小野寺が純と連絡を取り合っていた方法でメッセージを残した。電話をかけたのは亮介だった。折り返し電話をかけた純に、亮介は言った「俺と、手を組まないか?」。
亮介と純。正反対の「表」と「裏」の2つの顔を持ち、決して相容れることの無かった2人の運命が、大きく動き始めようとしていた。
【レビュー】
「潜入捜査編」「偽装警察編」合わせてレビューします。
WOWOWとTBSの共同制作という、珍しい試み。
香港映画「インファナル・アフェア」のドラマ化ですが、期待以上に面白かったです。
オリジナルほどの重みはありませんが、やはり物語自体が面白いんだなーと再確認。
オリジナルの難しい部分も、わかりやすくしてありました。名シーンは、ほぼ出てきました。
キャストもよかったです。
特に「潜入捜査編」の西島秀俊と伊藤淳史の絆が印象に残ってます。(トニー・レオンが演じた潜入捜査官と潜入先の子分ですね)
アンソニー・ウォンが演じた警察の上司は角野卓造が演じていましたが、ハリセンボンの春菜に見えてしまいました。角野卓造じゃねーよ!と言いそうで…^^;
あと、うまいのかもしれないけど、アンディ・ラウの香川照之は、イメージが違うなという気がします。「偽装警察編」で「女を落とせ、お前なら簡単だろ」と言われていたけど、「いや、難しいだろ」とツッコんでしまいました^^;
ハリウッドリメイクの「ディパーテッド」よりよかったかも。
以下、ラストのネタバレなので、コメント欄に書かせていただきます。
(写真、文章の提供http://www.dvd-book.com/):