パンダのレンタル料
上野動物園のパンダは中国から借りる契約をしており、そのレンタル料は
期間10年間で年間95万ドル
(約7800万円)
最初に上野に来た2頭のパンダは無償提供だった
シンシンとリーリーにはレンタル料がかかっており、その2頭分の年間レンタル料について。
正解は95万ドル(約1億円)
これらの費用は東京都が支払っています。
都が支払うということは、すなわち税金が使われているということ。
パンダの所有権に関して。
2017年に誕生したシャンシャンの所有権は中国にあり、いつかは中国に帰らなければなりません。
その期限はいつまでなのか。
正解は、今年12月まで(予定)。
本来は2019年の5月に返却する決まりだったものの、2020年12月、2021年5月とたびたび延長され、現在は12月までとなっています。
1972年に日本に初めてやってきたカンカンとランランは日中国交正常化を記念して贈与されたパンダ
現在日本にいるパンダは贈与ではなくすべて貸与なんです。
日本で生まれたパンダでも所有権は
中国にあり、いずれは返還しなければなりません。
なぜ貸与になるのかというと、絶滅の恐れが高いパンダは、ワシントン条約で商業目的の国際取引が禁止されています。
中国はこの条約に加盟したことによって、これまでのような贈与という形ではなく、繁殖や研究を目的としての貸与という形になりました。
このレンタル料はパンダの共同研究や野生復帰への取り組み、
生息地保全のための資金
日本で生まれたパンダはだいたい2歳くらいまでに返還することになっています。