旧軍人の恩給は、恩給法に定められています。恩給法は、明治の初期に軍人を対象とする年金制度として始まり、今日まで変遷をたどってきました。 太平洋戦争の終結にともない、軍人恩給は一部の傷病恩給を除いて廃止され、その後、昭和28年に新しい姿で再出発したのが現行の恩給法です。

 恩給は、公務員とその遺族を対象とした年金制度ですが、現在、恩給を受けているのは共済組合法ができる前に公務員を退職したかた及び遺族です。

支給対象者は、国と雇用関係又は雇用類似の関係にあった軍人軍属及び準軍属並びにその遺族です。

公務員が相当年限勤務して退職した場合,あるいは公務のために死亡や病気をした場合に恩給法等に基づき,年金として給付を行う制度です。