救助する方もライフジャケットや

浮力体なしに向かうのは非常に危険です。

溺れた人を助けに行くというのは、

自らの命も危うくする行為だということを知っておかなければなりません。


救助要請

海で事故が発生した場合は「118番」

川の事故の場合は

「119番」に通報

して救助を要請するというこ救助隊は通報後、すぐに現場に到着するわけではありません。

少しでも遭難者の生存の確立を高めるためには、事故発生時にためらわずに通報すること、

正確にその場所を伝えることが重要


参考までに

あおむけになって水面に浮く「背浮き」で救助を待つのが、最も命が助かる可能性が高いという。

息を吸った状態での人間の体の比重は水1に対して0.98。つまり、水面に浮く面積は体全体の2%しかない。あおむけになって鼻と口を水面から出すには、(1)腰をそらして、ヘソの上にある浮力の中心「浮心」と体の重心を一致させる(2)あごを上げて鼻と口をなるべく高い位置にする(3)スニーカーなど靴はソール部分に浮力があるため脱がない――ことが大事という。

















大声で助けを求めるのはNGだ。

肺の中の空気がなくなり、人間と水の比重が1.03まで上昇してしまう。「肺の空気がなくなると体が完全に沈んで溺れます。浮いて待つ。

これが最も生還に近い道」


溺れている人を見つけた

空のペットボトルや未開封の菓子袋があると浮力が増すという。

クーラーボックスも有効だ。ペットボトルは1リットル以上が理想で、1つなら両手で胸の位置に、2つなら両脇に挟む。

プールで浮いているとき、実際にペットボトルを渡されると、体の安定感がグッと増した。

2つ抱えると体全体が浮き上がる感覚があり、余裕を持って辺りを見渡すことができるように。


ペットボトルは空の状態だと投げにくい少量の水を入れると遠くまで投げることができる。

海水浴に行くときは

必ずペットボトルを持参しよう