+1」など、「+」と
国番号から始まる
国際電話番号悪用した
特殊詐欺の被害
被害総額は
約270万円に上る。
詐欺グループがアプリを使い、国内の規制が及びにくい国際電話として発信しているとみられ、
県警は「知らない番号からの着信は出ないでほしい」と注意を呼びかけている。
例
県内に住む60歳代女性の携帯電話にかかってきた
1本の電話。
米国やカナダからの発信を示す「+1」で始まる番号だった。
女性が出ると、
「サイト利用料金が1年間未納。
詳細を聞くには『1』を押して」と自動音声の案内が流れた。
指示通りに番号を選択すると、電話事業者の担当者を名乗る男が登場。
「きょう中に支払わないと民事訴訟を考えている」などと伝え、未納料金の支払いとして、電子マネーの購入を指示してきた。
女性はコンビニで30万円分を購入。
利用するために必要な番号を電話で伝え、だまし取られたという。
まず国際電話番号を使った特殊詐欺が急増していることを知ってもらい、
知らない番号からの電話には出ないなどの対策を取ってもらいたい」としている。