岡山を代表するこの酒米で造る日本酒は、芳醇でコクのある味わいで熱狂的なファン「オマチスト」が生まれるほどの人気です。今回は、雄町の特徴や人気の理由、備前雄町とほかの雄町との違い


食用米に比べて粒が大きく、吸水性がよく、また粒の中心にある「心白(しんぱく)」と呼ばれる白くて不透明な部分が大きいのも特徴です。心白は醪(もろみ)に溶けやすく、麹菌が入り込んで発酵を促進するため、日本酒造りに向いているのです。


雄町」は、

「山田錦(やまだにしき)」

「五百万石(ごひゃくまんごく)」

「美山錦(みやまにしき)」

とともに4大酒造好適米のひとつに数えられます。