兵役は義務になっていますが、
兵役が免除される場合
例
身体検査の際に、持病や病気だけではなく、肥満や身体の欠損が確認されると不合格になり、兵役が免除されます。 身体検査では兵役ができないほどの持病や背丈などの基準があり、その基準を満たしていないなければ不合格になります。 これ以外にも身体障害や精神障害を持つ方も兵役免除の対象です。
タイの高校で軍事訓練を受けている場合、兵役が免除されます。
タイの高校の中には、授業科目として「軍事学校での演習」があり、実際に富裕層で兵役を免除したい方が履修していることが多いです。
基本的に毎週土曜日の半日、
軍事演習が行われていて、
軍事学校での演習の履修単位を取得すれば兵役が免除
タイでは公的な地位にある軍事関係者や僧侶などの公的な地位にある者からのレター提出がある場合、兵役が免除されます。
タイでは僧侶の方や芸能人の方も兵役に就いていることが多いため、なかなかタイで兵役を免除するのは難しい
トランスジェンダーも
兵役免除の対象です。
身体検査の上で性転換手術済みのトランスジェンダーであることが認められると兵役が免除されます。
タイでは法律上は性別を変えることはできませんが、2024年3月27日に同性婚を認める法案が可決され、成立されれば東南アジア諸国で初めて同性婚を認める国です。
タイでは性転換手術の件数も多く、
先進国と比べても手術料金が安価なため、
日本だけではなく、海外からの施術希望者が殺到し、移住を希望している方も多いです。
タイの徴兵制が免除されることがトランスジェンダーが増加したきっかけ
タイの徴兵制は食事などの支給は充実していますが、外出制限や親への仕送りで余裕がないまま2年間を過ごすことになってしまいます。
そのため兵役を免除するために、トランスジェンダーになることで兵役を免除される方がいるのがタイです。