先週の金曜日から立教定期戦に遠征した。
今回の遠征は前田ヘッドコーチと、三村コーチのご尽力で、我が部初のマイクロバス遠征となる。
10月28日(金)は夜10時に京都市内を出発。
運転は、前田ヘッドコーチと三村コーチの二交代。
マイクロバスに選手は10名のため、路線バスに比べかなりゆったりと寝て行くことができた。
途中休憩をとりながら、足柄PAでは入浴後二時間ほどゆっくり仮眠をとり朝7:30立教大学新座キャンパスに到着。
9:00より計量。
11:30から開会式。
12:00より定期戦が始まった。
思い起こせば一年前・・・
我が部は創部65周年記念式典の当日に60回の節目を迎える立教定期戦を田辺キャンパスで立教大学を迎えた。
ここ数十年、連勝を続けた同志社・・・
しかし、昨年の立教大学は今までと空気が一変していた。
「勝つ気」で来ている気迫が選手からもOBからもみなぎってきた。
定期戦は不戦勝の数にまさる同志社がからくも4-3で辛勝するものの、実戦は2-2.
並ばれた同志社は、猛追する立教大学を痛感した。
このままではいけない・・・
前田先輩(S55年卒)が動いた。
自らヘッドコーチに就任。前田先輩が4回生主将当時の1回生であった現三村コーチ(S58年卒)協力に協力を仰ぎ、二人三脚の選手強化が始まった。
前田ヘッドコーチは京都市内から1時間をかけて、三村コーチは京都府の北端の丹後から毎週毎週練習に駆けつけた。
基本に戻り選手の体力強化と基本技術の反復練習でレスリングをレベルアップさせた三村コーチ。
レスリングのスキルだけでなく、選手のふところに飛び込んで選手の「人間力」を強化させた前田ヘッドコーチ。
三村コーチの与えるメニューは厳しかったが、主将文珠はチームをまとめ、皆で全力でそのメニューをこなした。
女房役の主務大西も文珠を支えた。
梅澤はじめ選手たちも文珠に続いた・・・
そんな選手たちの頑張りが今回の定期戦で結果を出した。
エキジビションマッチ ● 松原(立教) 0-6 0-7 千賀(同志社) ○
55kg ○ 久保(立教) fall 田花(同志社) ●
60kg ○ 吉田(立教) bye (同志社) ●
66kg ● 増田(立教) 0-1 0-8 文珠(同志社) ○
74kg ● 上田(立教) 0-3 0-6 梅澤(同志社) ○
84kg ● 能登(立教) fall 大藤(同志社) ○
96kg ● 石川(立教) 棄権 河内(同志社) ○
120g ● bye 中屋(同志社) ○
結果、レスリングを始めて数カ月の田花が1Pラスト数秒まで0-0で健闘し惜しくも2Pでフォール負けした以外は立教大学に1ポイントも与えず千賀、文珠、梅澤、大藤が昨年の雪辱を果たした。
続く・・・