回廊を潜り抜けて
夜道を急ぎ足で歩く
夜風は冷たく
赤剥けた皮膚を鋭く突き刺す
どんより曇った空に
青白い球電が火花を散らしている
こんな疲弊に
こんな絶望に
こんな地獄に
弱々しい心を浸して生き続けるのなら
いっそのこと雷神の激しい怒りに触れ
一瞬でこの身を黒く焦がしてほしい
偕老を夢見て
荒地を慣らしながら歩く
世風は冷たく
赤黒い腕は痛点を失ってしまった
低く垂れた空に
砲弾が飛び交い黒い煙が辺りを覆う
こんな疲弊に
こんな絶望に
こんな地獄に
刺々しい心を合わせ生き続けるのなら
いっそのこと龍神の激しい怒りに触れ
一瞬でこの身を強く圧してほしい
