かいろう | 秋 浩輝のONE MAN BAND

秋 浩輝のONE MAN BAND

はじめに言葉はない

回廊を潜り抜けて

夜道を急ぎ足で歩く

夜風は冷たく

赤剥けた皮膚を鋭く突き刺す

どんより曇った空に

青白い球電が火花を散らしている


こんな疲弊に 

こんな絶望に 

こんな地獄に

弱々しい心を浸して生き続けるのなら

いっそのこと雷神の激しい怒りに触れ

一瞬でこの身を黒く焦がしてほしい

 


偕老を夢見て

荒地を慣らしながら歩く

世風は冷たく

赤黒い腕は痛点を失ってしまった

低く垂れた空に

砲弾が飛び交い黒い煙が辺りを覆う


こんな疲弊に 

こんな絶望に 

こんな地獄に

刺々しい心を合わせ生き続けるのなら

いっそのこと龍神の激しい怒りに触れ

一瞬でこの身を強く圧してほしい