Crimson Trees | 秋 浩輝のONE MAN BAND

秋 浩輝のONE MAN BAND

はじめに言葉はない

Trees/King Crimson 

1969.10.17 Fairfield Hall

1969キング・クリムゾンのライブ音源。未発表曲で音源は本作以外にはない。前半はメロトロンとギターのアルペジオをバックに、3声のハミングコーラスでメロディが歌われる。幻想的で浮遊感のある不思議なメロディだ。まるで夢の中にいるような、生と死の間をさまよっているような感じ。だが、後半は一転してアップテンポとなり、激しいドラムをバックに、前衛的なギターとメロトロンの洪水が混沌とした世界を創出する。

 

この曲に関する情報はほとんどないが、ロバート・フリップは「これ以上発展のしようがなかった曲」と言っている。要は未完成曲だということなのだろう。前半のメロディ、コード進行は4枚目のアルバム「Islands」のタイトル曲「Islands」とよく似ており、「Trees」はその下敷きとなった曲かもしれない。

 

Trees/Tao, Guano & Jun

 (King Crimson Cover)

You Tubeにあがっているカバー音源だが、日本人のユニットによるもの。なかなか良い出来なのでアップしてみた。

 

 

A Man A City/King Crimson

2ndアルバムの「Pictures of a City」と曲の構成はほとんど同じ。違っているのは、「Pictures of a City」のベースはピーター・ジャイルズだが、「A Man A City」は、グレッグ・レイクが弾いていること。ベースのアプローチの違いで、かなり異なった印象の曲になっている。あと、歌詞も一部異なっているかもしれない。

 

 

 

本日はグレッグ・レイクの74回目の誕生日(1947.11.10)

 

Happy Birthday Greg!

天国でも甘いもん食べ過ぎるなよ!

 

Greg Lake 

1947.11.10-2016.12.7