令実(Reimi)令実は令い女ではなかった命令を聞く女でもなかったでもその美貌に男は振り向き声を掛ける男もたくさんいた 若い頃そんな令実とつきあったスレっからしのとろんとした目紫煙の揺らぎの中を移ろってる嫉妬に駆られた僕は目を背けた その怜悧な目と冷然とした佇まい令実の冷徹な美しさが忘れられない 令実が去ったあと僕は麗と名乗っていたその響きがとても心地良かったから