1年中クリスマスのホテルに勤める僕はドアボーイ
ふたりは予約した日時にやってきた
僕は知覚の扉を開けてふたりを案内する
女は生まれ持った情念の深さが眼に宿っているようだ
僕はその眼にどぎまぎしながら、ふたりの荷物を部屋まで運ぶ
「私からお客様へのプレゼントは何もありませんが、
想い出深い夜を作るお手伝いはできるかもしれません
僅かな知恵と筋力と時間を絞り尽くして、
お客様からのリクエストにはすべてお応えしましょう
たとえそれが不道徳なものだとしてもです」
秘密の鍵穴がふたりを燃え上がらせる
2017.8.9
2019.5.24改編
写真はあくまでイメージです
詩の内容はまったく無関係です

