俳句を詠んでみた7 | 秋 浩輝のONE MAN BAND

秋 浩輝のONE MAN BAND

はじめに言葉はない

そぞろ寒

歌唄ひ音程外すやそぞろ寒
パチンコのあとの財布やそぞろ寒

 

新走り

新走り湧き立つ粗さをぐいと飲む

 

草虱

幼き日好きのかはりに草虱
草虱学校がへりに投げ合いて
俺がなる君を守りし草虱

 

月光

横たわる君の凹凸照らす月

ドビュッシー月の光にワインの赤
ベートーベン心誰知るや月光ソナタ

 

葛餅の粉をこぼして母食べる

 

女郎花

女郎花言葉途切れて寄りかかる
寝乱れて腕を巻きつけをみなえし
手詰まりの先を導くをみなえし

 

いらんかな安くてうまいイワシぞな
鰯食む小骨が歯間に挟まりて