タイトルを『SMAPさん2』にしたのは、今年1月、解散騒動があった時に『SMAPさん』という記事を書いたからです。その時はジャニーさんの少年虐待のことをメインに書いたのですが、いろんな方からたくさんのコメントを戴き、大変勉強になりました。さすがにSMAPクラスになると、国民のほとんどが各メンバーのことを知っていて、さまざまな視点から彼らを見ているんだなぁ~と驚いた次第です。なので、今回はSMAPメンバーそれぞれのことを書きたいと思います。初めに断っておきますが、私はSMAPファンではありません。したがって彼らに対しては何の思い入れもありませんので辛辣なことも書きますが、悪意は全くありませんのでご了承ください。
今回の騒動の発端は、マネージャーの飯島氏がSMAPと一緒にジャニーズから離脱、他のプロダクション(報道では田辺エージェンシーと言われている)に移籍しようとしたことにあります。その後の経過をざっと話すと……そのことがメリー喜多川氏(ジャニー喜多川氏の姉で副社長)を怒りを買い、メリー氏が週刊文春のインタビューに応じている時に飯島氏を呼び出し激しく叱責、SMAPの木村氏を除く4人は飯島氏についていこうとしたが、木村氏だけがジャニーズに残ると表明したため移籍話は頓挫、結局、飯島氏だけが退職し、SMAPはジャニーズに残留、飯島氏のことを母のように慕っていた香取慎吾氏はショックを受け木村氏と対立、草彅剛氏と稲垣吾郎氏は香取氏に賛同、中居正広氏は中立の立場を取り、SMAP存続のために走り回っていたが、結局収拾がつかなくなり解散の表明……マスコミの情報が正しければ、大体そんな感じでしょうか。
デビューしてから28年も経つというのに、この浮き沈みの激しい業界でトップを走り続けてきたのは凄いことです。賞賛に値します。メンバー5人を見て思うことは、顔、スタイル、性格などのアイドル的要素は別として、アーティスティックな部分では、全員そこそこの実力かなということです。歌やダンスが特別上手いわけではなく、演技が上手いわけでもなく、笑いの才能があるわけでもなく、すべてにおいて平均より少し上(何が平均なのかはよくわからないが)……人によっては異論があるかもしれませんが、私はそう感じます。何が良かったのか未だによく解らないのですが、ひとつだけ感じるのは、メンバーそれぞれのキャラが作られることなく表出していることです。
長男的な雰囲気で全体をうまくまとめている中居氏、かっこつけてるのが鼻につくけど2枚目の木村氏、繊細な稲垣氏、優しい草彅氏、甘えん坊の末っ子の香取氏……異論はあるでしょうが、だいたいそんな風に感じます。
メンバーの中で一番人気があったのは木村拓哉氏だったのは誰もが認めるところでしょう。このところの解散騒動で一人悪者になっている感はありますが、面白いことに、メンバーの中で誰よりも解散を望んでいないのは木村氏だということです。解散に関する木村氏のコメントやラジオ放送の喋りを聞いてもそれは明らかです。解散が「情けない」「無念」「ファンのみなさんには、ただただ申し訳ない」「本当にごめん」などの言葉を発しているからです。
一般企業的な考え方からすると、木村氏がジャニーズを辞めようとしないことは何もおかしくはありません。今まで自分を育ててくれた会社に忠誠を尽くすというのは、日本的な考え方であり、ごく当たり前のことです。ファンの多くは木村氏を裏切者よわばりしますが、常識的に考えると裏切者はマネージャーの飯島氏と他のメンバー4人です。ですが、ジャニーズはとんでもないブラック企業であり、ジャニーさんにオカマ掘られるよりも、もっといいプロダクションに入ってのびのびと活躍してほしいとファンは願ったりするのであります(かといって、他のプロダクションがすべて良心的な企業であるとも限らないのですが)。ま、我々一般人はマスコミ情報をもとに、あーだこーだと言っているだけなので、ほんとうのところは何一つ解っていないのかもしれません。
私は心情的に、木村氏以外の4人にも同情します。憶測でモノを言うのはいけないのですが、ジャニーズ内部のドロドロした話を聞くにつれ、仕方がないんだろうな~と思ってしまいます。少なくてもジャニー喜多川氏の青少年虐待疑惑は、裁判所が認めた「事実」であります。何が何でもスターになりたいという子供や親御さんの切望を人質に取った悪質な行為です。それを覆い隠してしまう芸能界、放送局、日本の社会って、いったいどこまで正常に機能することができるのでしょうか。