そっとそのまま
今の静けさを胸に
蘇る幼い心を
そっとそのまま
想い出のひとかけらは
消え失せた体の代わりに
霧雨の中を旅する
小さな旅人
窓に区切られた
秋の夕暮れに
蒼く透き通る
哀しい部屋の中
嘘だらけのあなたの顔に
私の命は
燃え尽きてしまいそう
無駄なことだけど
数々の哀しい想い出と
迷いの歌を
誰も知らないところで
そっとそのまま……
部屋は学生時代に住んでいた四畳半のアパートをイメージしています。
センチメンタルの極致のような甘ったるい詩ですが、モデルはなく空想で書いたものです。
メロディをつけて何度かコンサートで歌ったことがあります。