ボーダーに沿って 君はフラフラ歩く
振り向きざまに僕を見据えて 君は問い掛ける
「あなたは私の敵なの? 味方なの?」
「君が間違った考えを変えなければ敵になる 正せば味方になる」
さらに君は問い掛ける
「何が間違いなの? 何が正しいの?」
僕は即座に君に返した
「黒か白の二者択一しかない君は間違っている グレーのある君は正しい」
ボーダーのように 君は宛てなく彷徨う
遠くにいる僕に 君は電波を飛ばす
「今すぐ来てよ! 会いたいの!」
「君が僕に依存し続けるなら行かない しないなら会いにいく」
君は一方的に畳み掛ける
「来なけりゃ腕切るよ? あなたのせいよ?」
僕は絶望を飲みほし こう言った
「僕はきょう血痰を吐いた 君がミミズ腫れを自ら作っている間に」
2015.11.4
