それは青く膨らみ始めた
ぴんと張りつめたような緊張感の中で
そのトン先は僕の目を掻い潜って成長していった
時は波を掻き分け きりきりと進んでいく
でも……やがて厳しくそびえ立つ壁が
あなたの前に立ちはだかる
まるで延び切ったゼンマイのように
ゆるゆるとした景色の中で
幼女の描いた落書きのようなあなたの絵は
とても幼稚で猥雑で僕の手には負えなかった……
未来の栄光を夢見ているのか?
極彩色のスポットライトを浴びたいのか?
でも 成功を手に入れるために
何が必要で何が不要なのか
あなたは解っているのだろうか?
あらゆることを嗅ぎ分ける嗅覚と洞察力
大切なものを慈しみ守りながら突き進んでいくエナジー
それらのことが解らなければ
それらのものを持っていなければ
あなたはもがき苦しみながら
陥穽に嵌っていくしかないのだ
2015.8.19
