あなたは死んだ
放浪の果てに……
あなたはいつも言っていた
『肉体が滅びれば魂も滅ぶ
だから生きている間に世界のすべてのものを
心に焼き付けてから死にたい…』
でも、世界のすべてを知ることなんてできないのよ!
私のことを半分も知らなかったくせに……
俺が間違っていた
肉体が滅んでも魂は滅ばなかった
俺は今、君から遥か遠いところに棲んでいる
無数の魂が彷徨うこの場所で、また君に会えるとは限らない
やっと解ったんだ
俺の魂の行きつくべき先は君だった
だから、俺の知らない残りの君を、生まれ変わったら探しに行く
君は俺の終の棲家なんだ……