ベテルギウスの最期 | 秋 浩輝のONE MAN BAND

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はじめに言葉はない

近々、オリオン座の一等星ベテルギウスが爆発するらしい。

星にも寿命はあり、ベテルギウスは末期だそうだ。

星は寿命が近づくと、だんだん赤くなる。

赤い星は赤色矮星と呼ばれている。

ベテルギウスやさそり座のアンタレスなどがそうだ。

爆発すると、恐ろしいほどの明るさで光り輝く。

超新星爆発と呼ばれている。

(新星と言っても新しい星という意味ではない)

そのあと、徐々に光度を下げ、そのうち、何も見えなくなる。

白色矮星と言われる状態になるのだ。


我が主星の太陽は橙色で中年に差し掛かったところだ。

太陽は誕生してから約50億年経っている。

あと50億年くらいで寿命のようだ。

気が遠くなるような年月だが、

ちなみに地球は誕生して約46億年くらいと言われている。


地球からベテルギウスまでの距離は640光年である。

光が1秒の間に進む距離は、約30万kmだから、

(300,000×60×60×24×365×640)km離れている計算だ。

まだ近いほうである。

地球から何千、何万、何十万、何百万、何千万光年と

離れている星はたくさんある。


爆発が近いと言っても、どれくらい近いかは解らない。

1日先か、1か月先か、1年先か、10年先か、100年先か…100万年さきか、

天文学上の「近い」とは、それくらいの感覚なのだ。

願わくは、生きている間に爆発を見たいっ!

ひょっとしたら、ベテルギウスは現在、もう消滅している可能性もある。

我々が今見ているベテルギウスは640年前の姿だからだ。

光は過去の映像を見せてくれるタイムマシンなのである。